夫婦で宮古島に移住して1年が経ちました。(個人的には2回目です。)
「離島に移住なんてすごい!」「夢みたいな生活!」と言われますが、その通りの部分もあり、現実もあります。
いまやバブル真っ盛り!《南国のリゾート》宮古島に移住したからこそ感じる、島生活のメリット、デメリット、噂話を忘備録的に書いてみました。
MEMO
※あくまでも個人的な感想です。
私の立ち位置はこんな感じ。
・アラフォーの夫婦、結婚4年目。
・夫は都心に生まれ、育った人。のどかな暮らしを愛する人
・私は栃木に生まれ、就職してからずっと東京暮らし。(途中の2年半は宮古島でリゾバ)海が好き
目次
メリットに感じること
- 世界有数と言われるほど透明な青い海が日常の景色
- とにかく空が広い。夕日も朝日も星空も、日々感動
- ネオンがないので、満月がとても明るく感じる。存在感ハンパない
- 空も空気もきれい(夏はもわっとするけど)
- 島を出なくても、ひととおりの生活はできる(ドンキ、大型ドラッグストア、100均、マックスバリュ、西松屋、ビレバンもある。サンエーというイオンみたいなスーパーがある)
- 冬でも寒くない(これすごくありがたい)
- 友達、知り合いになりやすい。どんどん増えていく
- 初対面でも、だいたい誰かの知り合いなので、話がしやすい
- 異業種の人とも、どんどん知り合いになれるので世界が広がる
- 利害関係なく、すぐ友達になれる(内地で妙にフレンドリーな人って変な勧誘が多くて泣いた)
- 基本、車移動。1人に一台必要(私には楽でいい)
- 通勤はほぼ車で5分以内、友達も5分以内で会えるエリアに密集している
- 残業しても、すぐに帰ってこられる
- 夫婦で一緒にいられる時間が長い
- どうやら最近の夏は、都会より気温が低いらしい(32度くらい。でも日差しは強い、痛い)
- 休みの日に家から水着でシュノーケルに行ける。普通に魚がたくさん泳いでる
- 劇団四季や、有名人な人の講演会に行きやすい。安い、目の前で見られる、チケットすぐとれる
- ビジネスセミナーが無料で受講できる(補助金のおかげ)
- 島内のイベントの情報がたくさん入ってくる
- 市街地が集約されているので、友達にバッタリ会える確率が多い
- 満員電車に乗らなくていい・歩いていて人にぶつからない
- 都内によくいる、死んだ魚の眼をしているようなサラリーマンはいない
- 今(2019現在)は宮古島バブルなので、人手不足。仕事はいくらでもある。夫もすぐに就職できた
- 子供が多い。子育てしやすい(友人から聞いた話)
- リラクゼーションやマッサージが安い
- 島で採れた野菜全般、果物が安くて新鮮、味が濃くて美味しい
- 島でとれるマンゴー、海ぶどう、カツオは絶品
- 飛行機を電車みたいに使えるようになった(飛行機好き)
- ドローン飛ばし放題(都内では規制で飛ばせない。夫の趣味)
- 島生活のおかげで、自分のコンディションが良く、カウンセリングの質が上がった
- 写真を撮ることが楽しい。撮りがいがある(新しいレンズが欲しくなる)
デメリットに感じること
- 今(2019現在)は宮古島バブルなので賃貸物件がない。家賃が都心並みに高い(移住したくても部屋がなくて1年半待ちました)
- 全体的に内地に比べて給料がとても低い
- 百貨店、デパートで服を買っていた人は、買う場所がない(具体的に言うと、ROPE、untitle、インディビ、ナチュラルビューティーベーシックとか皆無。もちろん高級ブランド品もない)
- ヨドバシアキバみたいな大型家電屋さんがないので、実際に見られる商品が少ない(ヤマダ電器、ベスト電器あり)
- 大好きだったスタバと大型書店がない(那覇空港のスタバでテンション上がる)
- Amazonですら届くのが遅い(宅急便やさんは親切で頑張ってくれてます)
- 通販の送料が高い。送料無料なのに「離島は別途かかります」との表記。たまに「離島は発送できません」というお店も。
- 大学、専門学校がない、私立の高校もない
- 職業選択の視野が狭い。子供に公務員、医療系を進める親が多い。
- おじい、おばあの方言がまーったく聞き取れない。それはそれでなんかいいけど。(聞き返すと標準語で話そうとしてくれる。)
- 湿気が多いのでなんでもカビる(とくに革製品は致命的)カビがすごい。
- 虫が多い、共存レベル。ゴ○ブリが巨大で泣きそうになる。
- 生きてるだけで焼ける。洗濯物干すだけでも日焼けする(個人的に焼けやすい)
- 記念日に行きたい「ちょっと高級な美味しいお店」が少ない
- 娯楽はほぼ、飲みに行くか、カラオケしかない
- 以前は飲食店は安かったけど、今は観光地価格でコスパ悪い
- 外食は揚げ物や肉系が多い。味も濃いめな感じ
- 車生活なので歩かなくなる。運動不足
- 金属製品、とくに車がすぐ錆びる
- 行く場所が限られるので、休日にやることがない(さすがに海は毎週行かない)個人的に仕事し放題は嬉しい♫
- 学びたいことがあっても、島外に行かなくてはならない(最近はオンラインが便利)
- 島外での用事は宿泊が前提になるので、チケット代に加えてホテル代もかかる。(沖縄本島は頑張れば日帰り可)
- 噂がすぐ広まる
- 夫がパチンコに行くようになってしまった(泣)もともと麻雀大好きだったけど。
- 両親や親戚にすぐ会いに行けない
- 引っ越し作業が大変だった。業者も少なかった
- 医療に不安を感じる

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うわさ
- 離婚率が高い
- 浮気をしても、島内なのですぐバレる
- 中学生からお酒、タバコをたしなむ確率が高い(みんな素朴でいい子たち!)
幸せかどうかを決めるのは、自分次第
- まだまだたくさんあるので、今後も増やしていくかもしれません。
- でも、デメリットなんて簡単に乗り越えられるほど、私は宮古島の生活を気に入っています。
- もし、宮古島に生まれ育っていたら…きっと島を出ていたと思います。実際に私自身、栃木で生まれ、田舎が嫌で上京した経験があります。都会で暮らしたことで社会を知り、視野を広げる貴重な経験でした。
- 田舎と都会、両方を経験した今だからこそ、宮古島の良さを噛み締められているんだと思います。
- 島に住まわせていただいている、そんな気持ちを忘れずにいたいです。
ちなみにこの宮古島移住。引き寄せの賜物なのです♫