ズルい同僚に怒りが止まらないあなたへ|心理的に効く対処法
9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!
こんにちは、HSP心理カウンセラーの五十嵐 かおるです。
あなたの職場にこんな「ズルい人」いませんか?
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上司には愛想がいいけど、裏では陰口や悪口ばかり
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ミスをしても絶対に謝らず、言い訳ばかり
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自分の手柄ばかり主張して、周囲に責任を押しつける
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表ではニコニコ、裏ではターゲットをいじめる
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マウンティングがひどくて、毎日気を使って疲れる
「なんであの人だけ得をするの?」
「いつかバチが当たればいいのに…」
そう感じているあなたへ、今日は「ズルい人に心を乱されない方法」をお伝えします。
なぜ、ズルい人は職場でのさばるのか?
ズルい人は、一見うまく立ち回っているように見えます。
上司に取り入るのがうまく、責任逃れも達者。
真面目に働いている人ほど、そんな姿に怒りやストレスを感じるでしょう。
でも、ここでひとつ冷静に考えてみてください。
本当に、まわりは誰も気づいていないのでしょうか?
周囲は「気づいていないフリ」をしているだけ
実は、多くの人が「ズルい人」の本性に気づいています。
でも、トラブルを避けるために「何も言わないだけ」のことが多いのです。
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関わると面倒だから
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言ってもどうせ変わらないから
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自分が悪者になりたくないから
つまり、あなた一人がイライラしているわけではありません。
「静かに見ている人」も、ちゃんといるのです。
仕返しは逆効果になることも
「もう我慢できない」「いつか言ってやる!」
その気持ち、よくわかります。
でも、直接注意したり、仕返しをしたりすると、
あなたが悪者にされてしまう可能性もあります。
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注意したら、相手が逆上して攻撃してくる
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上司に相談しても「君にも原因があるんじゃない?」と返される
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周囲から「怖い人」と思われてしまう
そうなってしまっては、本末転倒ですよね。
世の中はうまくできている。ズルは必ず“返ってくる”
ズルをしている本人は、「自分はバレてない」と思っているかもしれません。
でも、どこかで必ずその“ツケ”は回ってきます。
例えば…
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信頼していた恋人にフラれる
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社内外からのクレームで左遷される
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同じようなズルい人に裏切られる
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プライベートでトラブルが続く
心理学の世界では、これを「投影」や「引き寄せ」として説明することもあります。
人を苦しめたぶん、自分も同じように苦しむ現実がやってくるのです。
静かに見守る。これが一番の対処法
ズルい人に関わるたびに心が乱れてしまうなら、
「距離をとって静かに見守る」のが一番の対処法です。
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「あ、またやってるな」くらいの感覚で見る
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感情をこめず、観察者の視点で接する
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相手の末路を“人生の教材”と捉える
これは決して冷たいわけではありません。
あなた自身の心と人生を守るための“大人のやり方”なのです。
ただし、被害が明確なときは相談を
もし、あなたや後輩があからさまに被害を受けている場合は別です。
その時は、信頼できる上司や第三者に相談してください。
また、後輩が困っているときは、
「私は味方だよ」と一言伝えるだけでも、大きな支えになります。
人間関係がいつも辛いなら…自分の心の根っこを見直してみて
もしあなたが、
「どの職場でも同じような人に悩まされる」
「どこに行っても人間関係がうまくいかない」
と感じているなら――
それは、あなたの心の奥にある“未処理の感情や思い込み”が影響しているかもしれません。
自分の内側と向き合い、思考や感情の癖を見直すことで、
人との関わり方も自然と変わっていきますよ。
まとめ|ズルい人にイライラしたとき、あなたにできること
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世の中は、ズルを許さない仕組みになっている
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静かに見守ることで、自分の心を守れる
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被害があるなら、信頼できる人に相談を
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同じ悩みが続くなら、自分の心の根っこと向き合ってみよう