カウンセラーの片付け術!人生の変えた私の片付けストーリー
NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。
9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!
誰もが気になる片付け、断捨離。あなたは、好きですか? やりたいと思っても、ついつい先延ばししちゃいます。 私は片付けられない女でした。汗 五十嵐
床の見えない部屋だった
私は子供の頃から片付けが嫌いでした。記憶にあるのは、二十歳の頃。 足の踏み場がない部屋で、モノに埋もれて友達と雑誌を見ていたこと。私も友達も汚部屋だったので、何も思わなかったのです。
思い出すのも痛い記憶
さらに痛い記憶は、寮生活をしていたときのこと。狭い部屋に小さなキッチンと、ユニットバス。生活必需品と衣服を置いたら、動く場所もないような部屋。 酔っ払ってベロベロになった私を、ある男性が部屋まで送ってくれました。 そこで、彼が見た光景は・・・ か、かおるちゃん・・・ 今思い出すのも、恥ずかしい! 五十嵐
HSPは特に、片付けが苦手
言い訳するつもりはありませんが、繊細と言われるHSPは特に片付けが苦手な傾向があります。いつも、いろいろなことが気になって、あれこれと気持ちが振り回されやすいぶん、心の中の整理整頓が苦手です。 心の状態は部屋に出やすいので、心と同じように散らかった状態ができあがってしまうのです。 さらにHSPが片付けようとしても、モノを見るたびに、過去の感情がブワッと湧き上がってきて、捨てるのも大変。そんなことの繰り返しで、HSPにとって片付けは大きなエネルギーを必要とするのです。
引越しするのに、20箱と20袋
片付けられない私に、最初に片付けの神様が降りてきたのは33歳の時。長年勤めていた会社を退職、引越しすることになった時のことです。 ちょうどその頃から心理学にのめり込んでいたので、心の安定=部屋の片付けから!ということも学んだ矢先でした。 さらに、私に刺激をくれたのは、当時ベストセラーだった「断捨離」。私が片付けに目覚めた、初めての書籍です。
人生を変える断捨離 ただの片付けではなく「メンタルに効果あり!」これが私にとって魅力的な要素でした。 夢中になって読み込み、わかったことは
自分の汚い部屋が、時間にも、お金にも、メンタルにも、人間関係にまで!悪影響を与えていたということ。
モノが多いと、ロクなことがないんだ!! 五十嵐
- 片付けは苦手なのに
- 収納の中に、ピッチリ物を詰め込むのは得意だった
そのため、片付けても片付けても、物が溢れ出てくるのです。 読まないのに購読していた建築雑誌、ほぼ新品の教科書、似たようなトップス、スカート、着ないのに高かったから捨てられない服、痩せたら着ようと思っていた服… プレゼントでもらった手紙、記念のパンフレット、お土産の置物、使っていない調味料… 化粧品のサンプル、使いかけの化粧品、ピン、くし、奥の方から出てきたコスメポーチ… あげたらきりがありません。 いつか使うから… 五十嵐
もう大丈夫!だと思ったのに
さて、これだけ断捨離ができたのならもう大丈夫。私に無駄なものはない! はりきって、次の仕事である宮古島のリゾードバイトに旅立ちました。 初めての寮生活はなんと!5畳の中にキッチンも入っているという、超コンパクトな空間。 持ち込んだものは、段ボール1箱とスーツケースだけ。なんてミニマム! モノがいらない生活の始まりね。 五十嵐
片付けの神様が降りてきた!
そう、あんなこととは、冒頭の『思い出すのも痛い記憶』での出来事。 いいなと思っていた男性に、「床が見えない部屋」を見られて呆気にとられた事件です。(彼はあくまでも親切心で、部屋まで見送ってくれただけ) か、かおるちゃん・・・ 違うのー!これには理由があるの! 五十嵐
ホテルはなぜ、居心地がいいか?
片付けても、散らかる。 この繰り返しをする理由はきっと、根本的な何かが違っているのでは?! 同じ繰り返しをして、思うようにいかない時。それは
リゾートホテルの何がいいの?
重要なのは、リゾートホテルがなぜいいのか?ということ。これは人によって違います。 広さや場所、内装など、変えられないものは置いておいて。私が望むことは何だろう? そして、今すぐできることはなんだろう? ホテルを見回して、すぐに気付きました。
- ホテルには、モノがない。
- 生活に必要なものは、隠して収納されている。
え、これだけのこと? 五十嵐
私の片付け、第2弾
まずは、徹底的にモノを減らすことから。 その時に流行っていたのが、超有名な片付けの魔法。ミーハーな私はすぐに飛び付きました。 この本のおかげで人生がときめいたどころか、「人生がまるっと変わった」といっても過言ではありません。
「断捨離」を先に読んでおいたので、捨てることの意味がわかってよかったです。 五十嵐
南の島の狭い寮で始まった片付け
南の島の狭い寮の中で始まった、私の片付け第2弾。あんなに捨てたのに、こんなに狭い部屋なのに、モノが出ること、出ること! 引っ越して来た時はなにもなかったのに、よくもまぁ、こんなに買い込んだモノだわと。ある意味、収納の達人ですよ私。
片付けして、人生が変わったこと3つ
だいぶ長くなってきました。ここまで読んでくださり、ありがとうございます。 この後は、あなたのお役に立てる内容をお伝えしていきます。まず、片付けができるようになって人生が変わったこと。 片付けはタダですが、その恩恵は数十万円、数百万円の価値があったと感じています。
無駄遣いが減った
なんと言っても1番はこれです。今までは「かわいー!欲しいー!」「お得になってる!いつか使うかも♬」「これを買ったら幸せになれるかも…」という動機でモノを買っていましたが、それでは部屋に入りきりません。私にとって
- 欲しいか?欲しくないか ▼
- 必要か?否か?に変わりました。
私はこれだけで、無駄遣いがグッと減りました。
無駄な時間が減った
大量にモノがある部屋に住んでいると、出かける前も、料理する前も、まずは「探し物」から始まります。 当時は無自覚ですが、これって相当な時間の無駄。何回も同じところをひっくり返して、また散らかす。そんなことはもうなくなりました。 いまは夫から「〇〇ってどこにあるの?」と聞かれたら、「リビングの開きの一番下!」ほぼ即答できます。
自分に少し自信が持てた
散らかった部屋に住んでいた時は、彼どころか友達を呼ぶこともできませんでした。招待する時は2、3日前から覚悟を決めて片付けが始まります。 自分の部屋を隠したい気持ちが「自分を隠したい」につながっていたのかもしれません。 人との距離を取りがちな私でしたが、前よりずっとさらけ出すことが怖くなくなりました。 来客いつでも大歓迎!になったので、友達が喜んでくれたのも嬉しかったです。 何もなくて、「ここに住んでるの?」と聞かれたことがあります。 五十嵐
掃除も片付けも嫌い。そんな私の片付け術
こんなに偉そうに片付けについて書きましたが、実は今でも掃除も片付けも嫌いです。 だからこそ、誰でもできる片付け術をお伝えできます。
あなたもできる、片付け3ステップ
- 断捨離・片付けのyoutubeを3本以上見る
- なんとなく、思いついたものから始める
- 収納棚か収納BOXを捨てる
元建築士からのインテリアアドバイス
何を隠そう、私は元建築士。インテリアがきれいに見えるのは「法則」があります。 それはとっても簡単。インテリアのセンスは「知識」でカバーできるのです。 この2つを意識するだけで全然変わります! 五十嵐
部屋の中は、心の中
カウンセラーとして多くのお客様のご相談をうかがってきて思うこと。 心の中が散らかっている人は、部屋も散らかっている傾向にあります。 恋愛、家族、人間関係、将来、お金のこと… モヤモヤ、イライラは部屋の状態に現れます。