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夫婦円満の秘訣 めんどくさい気持ちを言葉にするコミュニケーション術

    
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夫婦円満の秘訣 めんどくさい気持ちを言葉にするコミュニケーション術

NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。

9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!

結婚当初の私は《察して》欲しいのと、自分でも自分の気持ちがうまく言葉にできないのとで、ただ不機嫌になってしまうことがよくありました。

でも、ずっと一緒に暮らしていく中で、男性に《察して》はそもそも無理だということがよくわかって、「言わなくてはわかってもらえないんだ」と身にしみることが何度もありました。

なんだかんだと、めんどくさい人間の私たち夫婦が円満でいる秘訣は《自分の気持ちを伝える》ということ。

そんな我が家のコミュニケーション術。
めんどくさい私と、頑張る夫クン。今朝の一幕を例にご紹介します。

イライラは、小さなことから始まる

今朝起きてキッチンに行くと、昨晩にはなかったグラスや食器が所狭しと並んでいました。

昨晩、夫クンが何やら食べてそのままにしいていたお皿と、お酒を飲んでいろいろなところに置きっぱなしになっていたグラスが、シンクに大集合していたのです。

私も仕事が忙しくて、少し家事をさぼったという理由もあるのですが…

 

寝起きの私はシンクをみるなり、気持ちがげんなり。
食器を洗ったとしても、置き場所がない状態になっていました。

 

(せめて、自分が使った分だけでも洗ってよ…
溜まった食器を避けて、また使った食器をよく置けるよね…)

 

いや〜な気持ちが込み上げてきて「おはよう」の代わりに、いきながりテンションだだ下がりになる私。

 

「ねぇ、この光景、ほんとやる気なくす…」

 

ボソっとつぶやく私の声がいつもと違うのに気づいて、
慌ててキッチンを覗き込んできた夫クン。

 

「確かに…」

 

身に覚えがあったのか、
朝の私の顔があまりにも怖かったのか

出勤前というのに、夫クンは食器洗いを始めてくれました。

 

ガチャガチャ

ガチャガチャ

 

大量にある食器の半分くらいを洗って、出勤時間が近づいてきた夫クンは

「これくらいで勘弁して」

と言って、自分の身支度を始めました。

 

それを見て、「いい人だよなー」「素直だよなー」「えらいなー」「夫のおかげでうちは円満でいられるな」って、心の中ではいっぱいの感謝が浮かんできたのに私の表情は曇ったまま。

 

私:「ありがとう・・・」

夫:「ねぇ、ありがとうが棒読みだよ。食器洗ったのに、まだ怒ってるの?」

 

夫婦円満のコミュニケーション術

ここからが、私たち夫婦が円満でいられるコミュニケーションの秘訣です。

それは《自分の気持ちを伝える》ということ。

 

理屈は抜きにして、自分の態度はどうしてこうなっているか真っ直ぐに説明するのが、我が家のルール。

理屈をごねたり、自分を取り繕ったとしても、相手はわかってくれないというのは、お互い時間をかけて学んできた蓄積があります。

 

《察してというのは、無理》

 

というわけで、私は不機嫌な理由を解説。

 

「出勤前のダンナに食器を洗わせてしまった罪悪感と

 洗ってくれて感謝しているのに、罪悪感のせいで
 素直に「ありがとう」と言えない自分にモヤモヤしてるの。」

むすっとしたまま、ストレートに自分の気持ちを解説する私。

 

うーーーん、なんて理不尽。

なんてめんどくさい女。

こんなの、言わなきゃわかってもらえません。

いや、言ったところで意味不明です。わかってるんです。

でも、言わなきゃ始まらない。

 

理不尽でも、「伝える」ことは夫婦円満につながる

さすがの夫クンも、私のムスっとしためんどくさい理由には対応しきれず(当たり前だわ)でも、不機嫌な理由はわかってくれたので←ここ大事

 

「そうかーーー。笑
 でも、そこまでは対応しきれないよ。笑

 じゃ、行ってくるねー♪」

 

まだムスっとしたまま、玄関で手を振る私を見て、ケラケラ笑いながら出勤していったのでした。

「伝える」って簡単そうで、難しい

私たちって意外なほどに「言ってること」と「本音」は違うことが多いんです。
でも、顔に出るのは「本音」のほうなので、言葉と態度の違いで相手を困らせてしまうことがあるのも確か。

 

逆に、今回の私のようにどうしようもない不機嫌や不満でも、理由がわかれば笑い話にできることだってあるんです。

 

夫婦円満のためにも、自分のイライラを小さくするためにも、「本音」を言葉にするのって大切だと思いませんか。

初めはうまくできなくても、コツさえわかればだんだんできるようになっていきます。コミュニケーションが苦手な方は、1人で抱え込まずにお気軽にご相談くださいね。

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