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【大好評!】《もう一つのシンデレラ物語》

  
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【大好評!】《もう一つのシンデレラ物語》

NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。

9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!

昨日から書き始めた物語

あなたのための《もう一つのシンデレラ物語》

に感想をいただきました。

 

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求婚者が次々に来るところを除いて(笑)、

まさに私やん!と思って読みました!

めちゃくちゃ続きが気になります!!!

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ありがとうございます!

 

書いている私からは

皆さんの顔が見えないので

感想をいただけると励みになります

 

 

それではさっそく、

お姫様の続きをお話しします。

 

まだの方はこちらからどうぞ。

あなたのための《もう一つのシンデレラ物語》
https://wp.me/p9U84Z-2tk

 

 

今日も主人公とご自身と重ねて

お読みくださいね。

 

《もう一つのシンデレラ物語》②

 

自分の容姿に自信がないお姫様は

王子たちがプロポーズに来るたびに

機嫌が悪くなります。

 

 

見るに見かねた家来が

カウンセラーに相談に行くと

大きな鏡を持ってお城に現れました。

 

 

カウンセラーは

お姫様の前でひざまずき

こう言います。

 

 

「お姫様、どうか

 この鏡をご覧ください」

 

 

「このカウンセラーは

 何を言っているんだろう。。。」

 

 

お姫様が怪訝な顔をして

カウンセラーを見ると

 

同時に大きな鏡も

視界に入りました。

 

 

 

 

 

 

すると・・・ 

 

 

 

 

きゃっ!!

 

 

 

 

鏡の中から、

知らない女性がこちらを

覗き込んでいます。

 

 

 

 

 

ツヤツヤとした

美しいブロンドの髪

 

 

小さな顔の中に

クリっとした瞳と

ツンと筋の通った鼻。

 

 

小さなピンク色の唇が

とても可愛らしい。

 

 

さらに雪のように白い肌が

この人の美しさを引き立てている。

 

 

 

おそるおそる

視線を落とすと、

 

 

スっと伸びた背筋に

きゅっとしまったウエスト

スラリと伸びる長い手足。

 

 

 

 

なんて

美しい女性なの・・・

 

 

 

 

 

カウンセラーにバレないよう

お姫様は心の中でつぶやきます。

 

 

 

私がずっとなりたかった

憧れの女性のようだわ。

 

 

でも、

どんなに頑張っても

なれなかった姿でもある・・・

 

 

 

 

そうか!!

 

 

カウンセラーが「鏡」と言った

これはきっと

大きな絵画なのであろう。

 

 

額縁の中に

自分とは真逆の

美しい女性が描いてあるのだ。

 

 

 

お姫様は、

嫉妬と苛つきを感じながら

カウンセラーを睨みつけました。

 

 

 

「こんなものを見せて、

 私をバカにしているのね!!」

 

 

 

お姫様の厳しい言葉に動じることなく

カウンセラーは淡々と答えます。

 

 

 

「お姫様。

 鏡の中の女性はあなたですよ」

 

 

 

「なにを言っているの!

 私はこんなに醜い人間なのよ!

 ほら!ご覧なさい!!」

 

 

 

お姫様はカウンセラーを睨みつけ

お母様からもらった

姿見に映る自分を指さします。

 

 

 

「毎日、毎日、私はこの姿見で

 自分を見ているわ!

 自分のことは、ちゃんとわかっているのよ!」

 

 

 

それを聞いたカウンセラーは

悲しそうな目で

お姫様に視線を向けました。

 

 

 

「お姫様・・・」

 

 

 

 

カウンセラーが言いかけた言葉とは?

 

話はいよいよクライマックス。

続きは明日。お楽しみに!!

 

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