やりたいことが見つからない理由。女性社長が教えてくれた心の育て方
NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。
9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!
あなたは、好きなことで起業している人たちを見て
「自分は何がやりたいんだろう…」って思ったことはありませんか。
好きなことを探そうと、旅行に行ったり、転職してみたけど、どれもしっくりこなかったという声も聞こえてきます。
「これがやりたい!」と教えてくれるのは、親でも友達でもなく、自分の心。
「やらなくてはいけない」がたくさんありすぎて、心の声が聞こえなくなっている人に読んで欲しい、女性社長が教えてくれた、やりたいことが見つかる心の育て方をご紹介します。
女性社長の子育て「自分の意思」を言葉にする
沖縄で活躍しているY社長。複数の会社を経営し、3人の子育ても両立されてきたエネルギッシュな女性です。そんなY社長が語ってくれた、自分の意思を持たせる子育ての話。
子育てにとどまらず、大人にも聞いて欲しい、大切な心の話をご紹介します。
女性社長のお話
私は20代の時にはすでに、親から引き継いだ会社を経営していました。毎日、仕事でとても忙しい中で子供を産んだので、他のお母さんたちのように、子供と一緒に過ごせる時間はたくさんは作れないと思ったんです。
一緒に過ごせないということは、子供の気持ちを察してあげたり、ずっと側にいて様子の変化に気づいてあげることができません。でも、子供は大切だし、できることはしてあげたい。
普通のお母さんだったら、子供がお水が欲しそうだったり、お腹が空いていたら、様子を察して手を差し伸べてあげますよね。寒そうだな、眠そうだな、気づいて先回りしてやってあげる。
それができるお母さんたちは素晴らしいと思います。でも私は時間がとれなくて、できないことが最初からわかっていました。
考えた私は、あることを決めました。
自分の欲求を言葉にできる子供にする。
子供達が自分で言葉にするまで、
本来なら先回りしてやってあげることを、あえてしないことに決めました。
その代わりに、子供たちが言ったことに対して、全力で応えてあげることにしたんです。
喉が渇いていたら「お水が飲みたい」と自分で言うこと。
お腹が空いていたら「食べたい」と言うこと。
「してほしい・ほしくない」「やりたい・やりたくない」「行きたい・行きたくない」本人が言ったことを尊重するようにしていったんです。
「自分のして欲しいこと」を言葉にするには、まず自分が「何をして欲しいのか」をわからなくてはなりませんよね。
これが結果的に、自分の意見を持つ練習になりました。
「言わないとやってもらえない」「言ったら叶えてもらえる」
その繰り返しで、子供達は「自分のして欲しいこと」「したいこと」を言葉にできるようになっていきました。塾に行く・行かないも、進学先も、本人の意思で決めさせたんです。
僕は塾に行かなくてもいいの?
進学校に行かなくてもいいの?
親がこうしなさい、ああしなさいと言わないでいると、子供は自分で考え始めるんです。3番目の子は小学4年の時に、自分の生き方を考え始めていました。
私たちが、心の声が聞こえなくなってしまった理由
ほとんどのお母さんたちは、自分の子供のためにいろいろなことをしてあげます。愛しているからこそ、将来、子供に苦労をさせないように、間違った道に進まないように、転ばないように、先に先に道をつくってあげるんです。
でもそれって、親の意思であって
子供の意思ではないんですよね。
子供からすれば、
- 興味のないお稽古事をやらされて、本人は興味がないのに、行かないと怒られて
- 勉強が好きじゃないのに、学習塾に行きなさいと言われ、サボったらお説教されて
- いい会社に入るために、いい大学に入るために、いい高校に入りなさいと言われているうちに
子供は「自分は何がやりたいのか」を考えることすらしなくなってしまうんです。
自分の心で考えても意味がないと思うと、自分で考えることを放棄してしまうんですよ。
その結果、自分の人生なのに、何かを決める時の基準が
- 親の期待に応えること
- 親戚や近所に恥ずかしくないこと
- 社会で認められること
「まわりがどう思うか」に変換されてしまいます。でも、みんな気づかないんです。
大人になって「何がしたいの?」と聞かれても答えられない、「やりたいこと」が見つからない人はたくさんいます。その理由はここにあると思うのです。
今からできる、自分の心の育て方
やりたいことが見つからない、自分の本音がわからずにお悩みの方はたくさんいらっしゃいます。
自分の心を育てるためには、日頃から心の声に耳を傾けていくことが大切です。
- 自分は何が好き?
- 自分は何が楽しい?
- 行きたい?行きたくない?
- やりたい?やりたくない?
- 嬉しい?悲しい?
- 好き?嫌い?
- 反対?賛成?
当たり前のようにやっている仕事、なんとなく会っている友達、とりあえずつけるテレビ、浮かない程度に可愛い服、まわりに合わせる会話、みんなと同じ料理のオーダー…
毎日、思い出すたびに聞いてみるのです。
私の心の声は?
すぐに行動を変えなくても、心の声を聞くことは今からでも始められますよね。
自分の心の声が聞こえると、やりたいという声も聞こえてくる
繰り返し、自分の心の声に耳を傾けていると、それまで小さかった声でも、だんだんと聞こえるようになってきます。埋もれていた本音が出てきた証拠です。
心の声は、いつでもあなたの本音を教えてくれます。
「〇〇している時が幸せ」
「△△が好きなんだ」
「□□に行きたい」
すぐには聞こえなくても、あきらめずに何度も耳を傾けてくださいね。
「好き」「楽しい」「ワクワクする!」が、あなたのやりたいことなのです。
一人では、やりたいことがわからないなら
私たちは気づかないうちに、家族や学校の先生、社会から教えられた価値観が「いいもの」だと思い込んでいるところがあります。同時に、自分の本音を心の奥深くにしまいこんでしまっている人が多いのです。
「何がしたいのかわからない」「自分の本音がわからない」とお悩みの方へ、あなたの本音を引き出して、輝きに変えるサポートをいたします。
言葉にした瞬間に涙が溢れてきて、心が叫んでる感じがしました。(20代 OL)
[row][column size=”1/6″ center=”no” class=””][/column] [column size=”5/6″ center=”no” class=””]言葉にした瞬間に涙が溢れてきて、心が叫んでる感じがしました。今の立場・会社以外に動くということからは目をそらしてきたようなとこがあったんですが、「他の会社に行くのもありですよ!」とはっきり言っていただいたことで、視界がひらけた感じがしました。詳しくはこちら[/column][/row]
[row][column size=”1/6″ center=”no” class=””][/column] [column size=”5/6″ center=”no” class=””]迷っていましたが、退職を決めました。かおるさんの「だってイヤなんでしょ?」という言葉で目が覚めました。かおるさんが、わたしの心の声を言葉にして言ってくれたので、今までの繰り返しにならずにすみました。はっきりと断れるようになったことが嬉しく、断っても罪悪感を感じることがなかったのが驚きでした!成長したなぁ。。。[/column][/row]
かおるさんが、わたしの心の声を言葉にして言ってくれたので(40代 教師)