【子供の高校受験】 口出しするのはちょっと待って!できそうでできない「見守る」こと
NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。
9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!
息子が来年受験なんです。見守ってあげたいと思いつつも、我慢できずに口を出してしまうことがあるのです。
大切な自分の子供だからこそ、合格させてあげたい、失敗させたくない、努力が実るようにいい方法を教えてあげたいって思いますよね。
五十嵐
でも、そうすると必ず喧嘩になってしまうのです。。。きっと、私の想い描いた理想に合わないからで、長男が望む事ではないんですよね
「彼の望む事ではない」とわかってあげられるのは、とても素敵なお母様だと思いますよ。
五十嵐
12月も半ばに入り、受験シーズンになりました。お子さんの進路について、ヤキモキしているお母様が多いのではないでしょうか。
勉強のやり方に口出しをしたくなる。
「夜中にやるよりも、朝の方が効率がいいよ。」
「教科書ばかり読まないで、練習問題も解かないと身につかないよ。」
自分が苦労して通ってきた道がある人ほど、「効率の出る方法」「身につく方法」を知っています。
だからこそ、現在進行形で頑張っている子供やパートナーにアドバイスしたくなる気持ちはわかります。
でも・・・ 振り返ってみて欲しいのです。
あなたが身につけてきた知識やノウハウは、最初から用意されていたものではないですよね。
壁にぶつかり、溝に落ちながらも、自分で経験してきたからこそ身についたものではないでしょうか。
それはきっと、息子さんのこれからの人生にも当てはまることですよね。
彼のやり方で、彼自身の結果を出せたほうが、後々に彼のためになると思いませんか。
- 思うように進まなくても
- すぐには結果が出なくても
- 合格しても
- 不合格でも
全ては本人にとっての学びにつながります。
自分で考えて、自分で乗り越えないと、心の筋肉ってつかないのですよね。
受験の合格・成功だけがゴールではない
極端な例ですが、
- 高校受験で成功して、高校でダラけてしまったがために、大学受験に身が入らない子もいます。
- 高校受験に失敗して、悔しくて目一杯頑張って、他の誰よりも成績が伸びて大学に進学できる子もいます。
- 高校受験に成功して、努力の大切さと達成感を知って、そのまま大学受験に駒を進める子もいます。
大学受験だけにかぎりません。
これらの経験は、その後の人生にも言えるはずです。
就職試験、資格試験、昇進試験、転職試験・・・
これからの人生でチャレンジする機会はたくさんやってきます。
息子さんのゴールは「高校合格」ではないですよね。
五十嵐
受験生に口出しをしてしまう心理
叱ってしまったり、口出しをしてしまう気持ちの裏側にあるのは「受からないかも・・・」という不安です。
チャレンジする本人よりも、見守る側がネガティブな結果を想像してしまったら、受かるものも受かりにくくなってしまうと思いませんか。
一番不安なのは、立ちはだかる壁に挑む本人ですよね。
見守る立場としてできることは 「あなたなら大丈夫!!」 信頼してあげることです。
「大丈夫!受かるよ!」「あなたならできる」この言葉が、何よりも心強い応援になるはずです。
受験するからには、本人の行きたいところを…と思うあまり、色々口を出したくなっていたんですね…このまま、見守るを続けます!
素晴らしい☆ お子さんも幸せですね♪
五十嵐
「頑張れ!」に注意
応援する時って「頑張れ!」って言いますよね。
でも、ただでさえ頑張っている時に「頑張れ!」と言われたら・・・
「もっと頑張らなきゃいけないの?」と感じる人もいます。
頑張り方って、人それぞれです。持って生まれた能力も人それぞれ。
もし、あなたと頑張り方が違ったとしても、まずは今を認めてあげることが大切です。
「頑張ってるよね」 この一言を言ってもらえたら、頑張ってる人は「見守ってもらえてる」と感じてくれるはずです。
頑張りが足りないと自覚している人は逆に「頑張らなくちゃ」と思うかもしれません。笑
五十嵐
まとめ
自分の分身のように大切な存在だからこそ、合格して欲しいいし、成功してもらいたいものですよね。
でもそんな時こそ、心の距離を置いて、客観的になってみることをおすすめします。
チャレンジしている最中も、結果が出ることも、全ては「人生の途中」。
その先に進んでみないと、何が良かったのかはわかりません。
どうぞ、「〇〇すべき」という思いは捨てて、「なるようになる」と見守ってあげてくださいね。
大丈夫です。あなたのお子さんなのですから。
五十嵐