五十嵐
五十嵐
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勉強のやり方に口出しをしたくなる。
「夜中にやるよりも、朝の方が効率がいいよ。」
「教科書ばかり読まないで、練習問題も解かないと身につかないよ。」
自分が苦労して通ってきた道がある人ほど、「効率の出る方法」「身につく方法」を知っています。だからこそ、現在進行形で頑張っている子供やパートナーにアドバイスしたくなる気持ちはわかります。
でも・・・
振り返ってみて欲しいのです。
あなたが身につけてきた知識やノウハウは、最初から用意されていたものではないですよね。壁にぶつかり、溝に落ちながらも、自分で経験してきたからこそ身についたものではないでしょうか。
それはきっと、息子さんのこれからの人生にも当てはまることですよね。
彼のやり方で、彼自身の結果を出せたほうが、後々に彼のためになると思いませんか。
- 思うように進まなくても
- すぐには結果が出なくても
- 合格しても
- 不合格でも
全ては本人にとっての学びにつながります。
自分で考えて、自分で乗り越えないと、心の筋肉ってつかないのですよね。
その時だけの合格・成功だけがゴールではない
極端な例ですが、
- 高校受験で成功して、高校でダラけてしまったがために、大学受験に身が入らない子もいます。
- 高校受験に失敗して、悔しくて目一杯頑張って、他の誰よりも成績が伸びて大学に進学できる子もいます。
- 高校受験に成功して、努力の大切さと達成感を知って、そのまま大学受験に駒を進める子もいます。
大学受験だけにかぎりません。
これらの経験は、その後の人生にも言えるはずです。
就職試験、資格試験、昇進試験、転職試験・・・
これからの人生でチャレンジする機会はたくさんやってきます。
五十嵐

口出しをしてしまう心理
お子さんも幸せですね♪
五十嵐
叱ってしまったり、口出しをしてしまう気持ちの裏側にあるのは「受からないかも・・・」という不安です。
チャレンジする本人よりも、見守る側がネガティブな結果を想像してしまったら、受かるものも受かりにくくなってしまいます。見守る立場としてできることは
「あなたなら大丈夫!!」
信頼してあげることです。
一番不安なのは、立ちはだかる壁に挑む本人ですよね。

「頑張れ!」に注意
応援する時ってよく「頑張れ!」って言いますよね。
ただでさえ頑張っている時に「頑張れ!」と言われたら、「もっと頑張らなきゃいけないの?」と感じる人もいます。頑張り方って、人それぞれ。
もし、あなたと頑張り方が違ったとしても、まずは今を認めてあげることが大切です。
「頑張ってるよね」
この一言を言ってもらえたら、頑張ってる人は「見守ってもらえてる」と感じてくれるはずです。
五十嵐
まとめ
自分の分身のように大切な存在だからこそ、合格して欲しいいし、成功してもらいたいものですよね。
でもそんな時こそ、心の距離を置いて、客観的になってみることをおすすめします。
チャレンジしている最中も、結果が出ることも、全ては「人生の途中」。
その先に進んでみないと、何が良かったのかはわかりません。
どうぞ、「〇〇すべき」という思いは捨てて、「なるようになる」と見守ってあげてくださいね。
