読書の先にあるものとは?五十嵐かおるが「しつもん読書会」を開く理由
NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。
9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!
著書多数の質問家マツダミヒロさんが主宰する「しつもん読書会」
今月も宮古島で開催いたしました♪
私がお配りする魔法のしつもんシートの「しつもん」に答えていくだけで、今の自分に必要なメッセージに気づけます。
たった2分しか本を読まないのに、内容の濃ゆい「しつもん読書会」。
毎月ベストなタイミングで、新しい出会いが生まれます!
今回は、五十嵐が読書会を開く理由についてお話させてください。
本に支えられてきた子供時代
私は、文学少女ではなかったし、高学歴でもありません。
それでも、本が好きで、本に支えられてきた経験があります。
小学生の頃は好奇心が旺盛なのに、当時ネットはなくて、近所には本屋さんもありませんでした。
知りたいことがたくさんあっても、まわりには教えてくれる大人もいませんでした。
親に「どうして?」「なんで?」と聞くと、「うるさい!」ピシャリと言われておしまい。
テレビの向こうにある広い世界に憧れていても、どうやって近づいたらいいかわからなかったのです。
行ってみたい場所も、見てみたいものもたくさんあるのに、
田舎に住む私にとって、地元以外の世界はあの世とこの世くらい、遠い存在のように感じていたのです。
本が与えてくれる安心感
そんな子供時代に唯一、私の好奇心を満たしてくれたのが「図書室の本」でした。
少し背伸びした本を借りて、家に帰って寝る前にお母さんに読んでもらうことが、数少ない楽しみの1つだったのです。
甘え下手の長女が、夜の20分だけ、妹よりも自分を優先させてもらえる時間でもありました。
- あしながおじさん
- 赤毛のアン
- 若草物語・・・
いろいろ読んでもらいましたが、正直なところ内容はほとんど覚えていません。
覚えているのは、お母さんが隣で本を広げている姿だけ。
本を開いているときは、安心できる。
本が好きというよりも、お母さんとくっついていたかっただけなのかもしれません。
気づいたら、「本が好きな子」になっていました。
そのおかげか、社会人になってからも、本を読むことは私の生活の一部になっていたのです。
困ったら、本屋さんへ
知りたいことがあったら、本屋さんへ
悩んでも、本屋さんへ
失恋しても、ダイエットしたい時も、
仕事で行き詰まった時も、
とりあえず本屋さんへ行くのです。
本は、いつでも何かしらのヒントを教えてくれます。
同時に、私にとって「本を読むこと」は、あの時の安心感を感じられるのかもしれません。
ネットとは違う、本だけが持つ価値
今はもう、何かを知りたいときは「ググれば」答えが出てきますよね。
音声だけでも、検索できる時代です。
それでも、私はやっぱり「本を読みたい」のです。
本を開いて、ゆっくりと本の世界に入っていく時間。
ネットよりも、深みのある答えに出会えるような気がしています。
もしかしたら、読書なんてもう時代遅れなのかもしれません。
でも、本を読むことで手に入るのは情報だけではないと思うのです。
私のような安心感や、誰かと共有した思い出。
初めて出会う文章から広がる、イメージの世界。
しつもん読書会では、本を読む「その先にある喜び」をお伝えしたいと思っています。
忙しい日々の中で
毎日、本を読むのは難しいかもしれません。
毎週、でも大変かもしれません。
だから、月に一度だけ。
毎月1回、第3土曜日だけ
私と一緒に本を開いてみませんか。
そんな思いを込めて、月に1回。
朝9時から、宮古島のカフェでお待ちしています。
宮古島在住の方、仕事や観光で来島される方。
五十嵐が開催する「しつもん読書会」で、読書の先にある喜びを見つけてみませんか。
あなたのご参加をお待ちしています。
🔻🔻🔻過去の読書会の様子は、こちらからご覧いただけます。