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お悩み相談:WEB会議 話づらい 違和感 伝わる話し方のコツとは?

  
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お悩み相談:WEB会議 話づらい 違和感 伝わる話し方のコツとは?

NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。

9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!

読者様からの質問にお答えします。

[box class=”box28″ title=”メルマガ読者様より”]Web会議だと相手が見えなくて喧嘩みたいに強い口調になります。

時差がありタイミングもわからなくて重なったりして余計に口調がはっきり強くなります。会議後の自分での後味が悪くて言い過ぎたかな嫌われたかなって後悔します。[/enclose]

おぉ、時代の流れを感じる質問ですね。コロナ禍で同じような悩みを抱えている方、多いと思います。

会社にいても、通じずにイラッとすることが多いのに、WEB会議だとなおさら伝わらない…私も、WEB(zoom)を使ったセッションをメインに活動していますので、体験談も含めてお答えいたします。

5000時間以上のセッション経験を持つ心理セラピストがお答えします。

五十嵐

WEB会議で困ること

WEB会議の便利さは、みなさんご存知の通りなので省きます。

逆に困ることや違和感など、なんとなく感じていることってこんなことではないでしょうか。

  • 同時に話すと、声が被って伝わりにくい
  • 表情しか見えないので、相手の雰囲気から考えていることがわかりにくい
  • 話したい時に話せないので、WEB会議でしっかり伝えなくてはならない
  • 雑談や、コーヒーブレイクがないので、WEB会議の印象だけでどう見られるか決まってしまう。あとでフォローがしにくい。

逆を言えば、リアルで会っていた時にこれらを当たり前のようにやっていたんですよね。

五十嵐

メラビアンの法則

アメリカの心理学者アルバート・メラビアンによって1971年に発表された法則によると、私たちの受け取る情報のうち言葉はたった7%。声のトーンや口調、大きさ、話す速さなどの「聴覚情報」が38%。残り55%が相手のジェスチャーや視線、表情といった「視覚情報」である。(参照元: https://www.kaonavi.jp/dictionary/non-verbal-communication/

WEB会議と言えど、顔を見られるから問題ないのでは…?

と言いたいですが、違和感があるのは否めません。

私が思うに、この視覚情報のなかには「感覚」「雰囲気」も入ってくると思うのです。

  • なんだか納得してないな。
  • 頷いてるけど、他のことが気になってるみたい。
  • 体調悪いから機嫌悪いのかな。
  • 口調はきついけど、わかろうとしてくれてるな。

私たちはリアルであっている時、これらを無意識でやっていたのです。この感覚がWEB会議ではやりにくくなってしまうんですよね。

さらに私たちの視野は180度を超えるくらい見渡せますが、画面上ではとっても狭い部分しか切り取って見ることができません。

うーん、いろいろとやっかいです。

五十嵐

WEB会議のコツ

ツラツラとWEB会議のデメリットを書いてきましたが、必要なのは「で、どうすればいいの?」という対策ですよね。私も意識して使っている方法をお伝えします。

WEBを使ったコミュニケーションは、リアルとは違うコツが必要になってきます。仕事以外のシーンでも使えるので、ぜひ活用してみてくださいね。

まず、大前提として「カメラ」は使うようにしましょう。

先ほどもお伝えした通り、言葉と聴覚だけだと伝えられる情報は、リアルの半分以下。WEB会議が苦手なことを相手に伝えて、カメラはONで話してもらうことをおすすめします。

相手が話している時

  • いつも以上に笑顔を意識する。
  • 相槌は声に出さず、深く頷く。
  • 途中で同意したい時は、拍手や、グッドサインなど声を出さずに伝える方法を使う。

笑顔が苦手でも、口角を上げる意識だけでOKです。聞いてくれる相手の表情が柔らかいだけで、相手は話しやすくなります。

相槌や同意は、声を出すと音声が被ってしまいます。なのでリアルの時よりも多めに頷きましょう。これで「視覚情報」に乗せることができますね。

自分が話す時

  • 複数人の会議の時は、誰か1人に向かって話す。
  • 相手の意見を聞きたい時は、あえて名前を呼ぶ。
  • いつもより口を大きめに開いて話す。
  • できるだけ、身振り手振りなどのジェスチャーを使う。

誰から発言すればいいかわからない時は「いいですか?」と一言はさんで話始める。

誰もいない部屋で、カメラに向かって話すと声が小さくなりがちです。でも相手のイヤホンの状況が自分と同じとは限りません。はっきりと伝えるには、口を大きく開けることが手っ取り早く改善できます。さらに、口を横に開く意識をすると、表情も柔らかくなるので印象が良くなりますよ。

会議後にフォローしてもいい

会議中、いろいろ気を使ったけれど心残りがある場合は、積極的にメールやラインでフォローをいれましょう。誤解って、コミュニケーション不足から生じるものです。

  • さっきは強く言いすぎてすみません。汗
  • 〇〇さんの意見、いいと思いました。
  • 上手く伝えられなかったので、テキストも送りますね。

など、WEB会議で全てを完結させようとせず、他のツールも使うことを念頭に置いておけば、気持ちもラクになると思いませんか。

いきなり始まったWEB会議でのワークスタイル。気持ちも感覚も追いつかず、モヤモヤする気持ちもわかります。

どうか今まで通りにやろうとせず、完璧を求めずに、「ひとまず、今を乗りきろう」という気持ちで向き合ってみてくださいね。

ストレスは溜めずに、誰かに話すこともおすすめします。

こちらの動画もお役に立てたら幸いです。

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