HSPの生きにくさを根本から変える専門家

旅行の準備が苦手なHSPさんへ。パッキングでフリーズせずに動ける5つの対策

  
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旅行の準備が苦手なHSPさんへ。パッキングでフリーズせずに動ける5つの対...

旅行の準備がどうしても苦手で、出発直前まで動けない。 そんなお悩みを持つ方は少なくありません。

  • 「あれもこれも」と予想を立てるだけで頭がフリーズする

  • 結局、前日の夜まで手がつかない

  • 出発2時間前に焦って準備し、忘れ物をしてしまう

これらはズボラだからではなく、脳の情報の受け取り方や、慎重すぎるというHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)特有の気質が影響しているかもしれません。

今回はHSP専門カウンセラーの視点から、脳の負担を減らしてラクに荷造りをするための「パッキングノウハウ」をご紹介します。

なぜ荷造りでフリーズするのか?脳の情報を整理するコツ

(五十嵐からの回答) その気持ち、痛いほどよくわかります。 私もかつては、出発前日にスーツケースの前でぼうぜんと立ち尽くし、家族に呆れられるのが日常茶飯事でした。

HSPの方は、ふとした瞬間に「あれも必要かも」「もしこうなったら……」と無数のシミュレーションが頭に浮かびます。その結果、情報の波に飲み込まれて、脳がパンク(オーバーフロー)してしまうのです。

大切なのは、【脳の中に散らかった情報を外に出す】こと。 私が海外旅行や長期滞在を繰り返す中で見つけた、具体的な解決策をお伝えします。

① 思考停止を防ぐ「旅行ボックス」の設置

パッキングを「一気にやろう」とするからフリーズします。 おすすめは、旅行が決まった日から部屋の隅に**「旅行ボックス(小さな箱)」**を用意することです。

  • 日焼け止め、日傘、ウエットティッシュ、ビニール袋など

  • 思いついた瞬間に、その箱へポイっと放り込むだけ

「あとで入れよう」と記憶に頼ると脳が疲れます。「思いついたら箱に入れる」を習慣にするだけで、前日の焦りがグッと減ります。

② 「持ち物リスト」のデジタル化で不安を解消

「何を入れればいいか」をその場で考えると脳がフリーズします。 旅行が決まったらすぐに、スマホのメモアプリなどで**「持ち物リスト」**を作りましょう。

不安なときは、旅行サイトの定番リストをコピー&ペーストするのも手です。 前日になったら、何も考えず、ただそのリストにあるものをスーツケースに投げ込むだけの状態にしておきます。きれいに詰めるのは、全部出し終えてからで大丈夫です。

③ 「ストップウォッチ」で締め切り効果を作る

HSPの方は責任感が強く、完璧に準備しようとして時間がかかりがちです。 そこであえて、**【準備する時間を決めて区切る】**のが効果的です。

「前日の〇時から2時間だけ」と空白の時間を確保し、ストップウォッチをセットしてください。 制限時間を視覚化することで集中力が上がり、迷う時間を強制的にカットできます。スマホのタイマー機能でも十分効果があります。

④ 当日の忘れ物を防ぐ「使いながらパッキング」

最後までパッキングできないのが、毎日使うメイク道具や洗面用具です。 これらは旅行当日の朝、**「使い終わったものからポーチに消していく」**作戦が一番確実です。

  1. 旅行用ポーチを洗面所にセット

  2. メイクや身支度をする

  3. 使い終わったアイテムを即、ポーチに収納

これで【使ったもの=ポーチに入ったもの】となり、入れ忘れを防げます。最後にそのポーチをスーツケースの隙間に差し込めば、パッキング完了です!

⑤ 「忘れ物は3つまでOK」という自分ルールを持つ

最後にもっとも大切なのは、完璧主義を手放すことです。 「忘れ物は3つまで許す!」という自分ルールを作ってみてください。

極論を言えば、お金とスマホ、海外ならパスポート。これさえあれば、あとのものは現地で購入できます。

「あれもこれも完璧に」と自分を追い込むほど、脳にプレッシャーがかかり、動き出せなくなってしまいます。現地で「あ、忘れた!」となるのも、それはそれで旅の思い出。現地での反省が増えてしまうのを恐れすぎないでくださいね。

最後に

旅行の準備で動けなくなるのは、あなたが周りに対して細やかな配慮ができる証拠でもあります。 今回ご紹介した「脳の負担を減らす工夫」と「ゆるい自分ルール」を取り入れて、少しでも軽やかな気持ちで旅に出発できることを願っています。