HSP って治るの?ラクになれるの?
NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。
9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!
人の言動が、やたら気になる。人の気にしていないことが、自分だけは気にしてしまう。HSPな自分の感覚って、ほんと生きづらい。よく聞かれるのが
HSPって、治るんですか?
HSPはなくならない。
コンプレックスはなくならない。でも、小さくすることはできる。富永愛
モデル界のカリスマ、なんと10年ぶりにパリコレに返り咲いたという冨永愛さん。37歳で異例中の異例だったそうです。 誰もがうらやむスタイルの持ち主かと思いきや、以前は、精神的に追い詰めらるほど嫌だったそう。
さらに、「今でも背が高いことがコンプレックスなんです」とのこと。でも今は、そのスタイルを活かすことができています。
話がだいぶ大きくなりましたが、私はHSPも同じだと思っています。
HSPはなくならい。でも、小さくできることはできる。
非HSPの人ではできないことが、HSPの人は当たり前にできます。 目配り、気配り、相手の視線一つで、何を考えているのかわかるんですよね。表情を読み取るのだって得意です。
これって、仕事に行かせたらものすごい才能だと思いませんか? サービス業、講師業、営業職、管理職、コンサル、デザイン、セラピスト、カウンセラー…あげたらキリがありませんが、どんな仕事でもHSPの感性は素晴らしい才能だと思っています。
学生の頃の方が生きづらかったかも。なんでも人と同じようにやらなきゃいけなかったから。
五十嵐
HSPを才能に変えるには
素晴らしい才能とは言っても、それ以前に人間関係でつまづきやすいのがHSP。仕事に活かす前に、職場の人間関係でつぶれがちです。 それがコンプレックスや苦手意識となって「仕事ができない…」と思いこんでしまうのですよね。 私のお勧めとしては、職場や大人数のいる場所では「鈍いフリをるすこと」「気づかないフリをすること」です。 ちまたで言う「鈍感力」っていうものかもしれません。 以前は、まわりの視線や表情、言動に振り回されていた私ですが、歳を重ねたこともあり、だいぶ鈍感力が磨かれました。 気付いていても、気付かないフリをするのです。これ、HSPじゃなければ気付かないよな…と思うことなら、スルーしちゃいます。企業とのやりとりで指摘が必要なら、わざと空気を読まない発言もします。 HSPの気質を知れば知るほど、自分と他人の考え方が違うことに気づきます。 それは、他人との溝が深まることではなくて、溝を調整する知識になると思っています。 「あ、こんなに考えるのは私だけなんだな」ということがわかれば、他人には違うアプローチができますしね。
わざと鈍感のフリをする
おかげで仕事を依頼される企業様からは「ハッキリものを言う人」だと思われるようになりました。HSPの感覚丸出しだったら言えないことや、適当に流されて損をする場面でも、仕事ならずけずけ言うようにしています。 まぁ、なめられて軽く扱われていた若い頃に比べたら、居心地のいいポジションだと思っています。 逆に、HSPだからこそ気遣える仕事内容って、それなりに精度が高くなりますからね。HSPを活かせたら、あなたもきっと良い仕事できるようになりますよ。
ちなみにケアレスミスだけは治りません。泣
五十嵐