将来の夢覚えてますか? やりたいことが見つからない? 宮古島 個別進学塾rootで進路講座
NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。
9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!
先日は、宮古島の進学塾で【将来の進路】について考える講座を開催しました。
真面目に学ぶ高校生の中には、このような夢を持っている学生さんが少なくありません。
先生になりたい
公務員になりたい
五十嵐
医者になりたい
本当に将来の夢なのでしょうか?
五十嵐
と考える塾長と、私の価値観が合致したことから開催が実現しました。
将来の夢なんて考えたこともなかった
ちなみに、五十嵐の小さな頃の夢は「学校の先生」
「かおるちゃんは。〇〇高校行って、〇〇大学行って、先生になるんだよね」という大人たちの声をまっすぐ受け入れて育つ途中に、思いっきり急カーブを曲がって今に至ります。
公務員関係の仕事を目指しているという子供の話を聞くと
それって・・・親の夢じゃないですか?
五十嵐
だって、公務員がなんなのかも本当はわかってないよね?
「安定」の2文字のために、人生捧げる所存だよね?
大人になって、地元に貢献したい、国に貢献したいっていう意識高い気持ちで目指すなら話は別だけど、中学生、高校生が「公務員になりたい」って聞くと、その声の力のなさに心がチクってしてしまう。。。
自分の意思で生きようよ。
自分の好きなこと、見つけてみようよ。
興味のない仕事に、安定とか、ステータスを見出して働いても、本気でやりたい人、その仕事に志を持っている人の頑張りにはかなわない時が来る。
途中で「自分のやりたかったことじゃない」「やらされている」って気付き始めると、心がボキッと折れちゃうよ…その代わり
もし自分が本気になれたら、やりたいって思えたら
心の底から、勝手にやる気が出てくる。
誰になんと言われても、全力で頑張れるパワーが湧いてくるから。
私自身が、アラサーになるまで自分に大嘘ついて、稼ぐため、ステータスのため、安定のためだけに働いていた結果
全然楽しくなくて、会社ではお荷物状態で、私も辞めたいのに辞められなくて、八方塞がりで苦しくなった経験があるから
まずは自分のやりたいこと、見つけようって声を大にして言いたかったのです。
将来の夢。思い込みを外す、2つのワーク
講座では「将来の夢」という思い込みのブロックを外すために、2つのワークに取り組んでもらいました。
1個目は想定内の答え。日頃から決まっていることなので、学生さんたちはスラスラと答えていきます。
2個目は学生さんたちが、考えたこともないようなことに取り組んでもらうワーク。
混乱しながらも、子供らしい笑顔で照れながらも答えを書き込む学生たちを見てすごく嬉しかったです。
この講座で私がやりたかったことは、この2つ。
- 自分の本音に興味を持ってもらいたかった。
- 親じゃなくて、自分が何を考えているのかに目を向ける機会を作りたかった。
いい大学・いい就職・その先にあるものは?
大人になって気づくのは、就職って、「〇〇(職業)になる」というものではないんだと。
仮に「〇〇」になれても、それはゴールじゃなくてスタートなんですよね。
問題は「〇〇」になってから。その世界で成長していくには、好きじゃないと息が切れてしまう。
夢を叶えた先のことのほうが大切なのに、それを教えてくれる大人って、学生のまわりには少ないのが現実。「先生」という世界観と、「親・親戚」だけでは偏ってしまうのは仕方ないもの。
とくに宮古島は大学がないので、身近な先輩の声を聞く機会も少ないんです。
真剣な眼差しで、私の話を聞いてくれる学生の中に、当時の自分もそこに座っているような気がして胸が熱くなりました。
本当は、この話を聞きたかったのは、当時の私なのかもしれない。
長い夏休みのたった1時間。
彼らの人生の扉をノックする機会になれたらこれ以上の喜びはありません。
この人に出会えたら幸せ。個別進学塾rootの根間先生
「本当の意味で、子供達のやる気と本気を引き出したい」
ただ偏差値を追いかける教育ではなくて、学生たちのこれからの人生を見渡して指導をしている個別進学塾rootの根間先生。
学生のうちに、根間先生に出会えた人は幸せだと思います。
なんなら、私の方が20年前(あ、25年前だ…)に出会いたかったと、塾生たちにちょっぴりヤキモチをやきつつも、この塾に関われたことを幸せに思います。
講座のオファーをくださった、根間先生。
熱心に話を聞いてくれた塾生さんたちに、この場を借りて感謝申し上げます。
自由な意見を出せる読書会も開催しました。
失敗しても、つまずいても、いい。
自分の意思で生きられたら、人生ずっと面白いよ。
大人になってからでも、やり直しはいくらでもできます。