HSPは仕事に波がある?会社員がしんどい理由とフリーランスで活かす方法
9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!
HSPのあなたへ。「なぜ私は人と同じように働けないのだろう?」と思ったことはありませんか?
HSP(Highly Sensitive Person/繊細さん)は、他の人と比べて「仕事の波」が大きいと言われています。
やる気がある時はものすごい集中力で一気に仕事を片付けられるのに、やる気が出ない時は何も手がつかなくなる……。
そんな自分に「私はダメだ」「会社に迷惑をかけている」と責めてしまう人も多いのではないでしょうか。
先日、フリーランスになりたてのデザイナーさんとお話した時も、まさにそのテーマが出ました。
「私ってHSPかもしれません。これからちゃんとやっていけるのか不安で…」と。
そこで私はこんな話をしました。
HSPは「やる気の波」が激しい
HSPの大きな特徴のひとつに「仕事の集中力や気力の波」があります。
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調子がいい時 → 誰よりも速く正確に仕事を進める
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調子が悪い時 → 何もできずに自己嫌悪に陥る
この波の落差が大きいため、会社員のように「毎日一定の成果を出す」ことを求められる環境では、とても疲れやすいのです。
実際には、調子がいい時に大きな成果を積み上げられるので、トータルではプラスマイナスゼロ。むしろ結果を残せているケースが多いのです。
でも本人は「みんなと同じようにできない」と思い込み、自信を失ってしまうのです。
「先生、占い師ですか?」と言われた瞬間
この話をデザイナーさんにお伝えしたら、驚いたようにこう言われました。
「先生、占い師ですか?」
もちろん私は占い師ではありません(笑)。
でも、HSPを深く研究すればするほど、多くの人が同じ傾向を持っていることが見えてきます。
つまり「自分だけがおかしい」と感じていた特徴は、実はHSPに共通するもの。
これを知るだけで、「私はダメなんだ」から「これはHSPの特性なんだ」に認識が変わります。
それだけで心がラクになり、自分を責める気持ちが減っていくのです。
HSPが会社員でしんどい理由
会社員として働くと、HSP特有の波が「問題」として扱われやすいのも事実です。
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毎日同じペースで成果を求められる
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上司や同僚からの視線・評価に敏感になる
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人間関係のストレスを受けやすい
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ミスを引きずりやすく、自分を責める
こうした環境は、HSPにとって心身の負担になりやすいのです。
フリーランスはHSPに向いている?
一方で、フリーランスの働き方はHSPにとってメリットが大きいです。
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自分のペースで仕事ができる
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調子がいい時に一気に進められる
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人間関係のストレスを最小限にできる
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自分の強みを活かしやすい
もちろん、収入の不安定さや自己管理の難しさといったデメリットもあります。
ですが「波がある」ことを前提にスケジュールを組めば、むしろ才能を発揮しやすい働き方だと言えます。
自分の特徴を知ることが第一歩
大切なのは、「私は人と違うからダメ」ではなく「人と違うリズムを持っている」と理解することです。
自分の特徴を正しく知るだけで、働き方の見直しや強みの活かし方が変わります。
私が主宰する HSP革命塾では、こうした「自分だけの特徴」を深く学び、どのように活かしていけばよいかを実践的に手に入れることができます。
もし今、会社員として苦しさを感じていたり、フリーランスとして不安を抱えているなら、まずは「HSPとしての自分の働き方」を見直してみてください。
https://smart.reservestock.jp/fast_scoring/index/1469
まとめ:HSPは「波があるからこそ成果を出せる」
HSPは「波がある=できない」ではありません。
むしろ「波があるからこそ、一気に集中して成果を出せる」のです。
大事なのはその特性を知り、責めるのではなく活かすこと。
そして、自分に合った働き方を選ぶことです。
あなたも、自分のリズムを受け入れて、HSPならではの強みを活かしていきましょう。