交際ゼロ日婚 私の体験談 vol.1 花火大会の出会いは全然ロマンチックじゃなかった
NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。
9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!
もうすぐ8月。夫と私が出会ったのは最後の東京湾花火大会。
あまりにも慌ただしくて、いろいろなことが嵐のように進んでいったあの1年。
入学・卒業・就職とか、子供の頃の節目よりも、はるかに大きなイベントが凝縮したこの期間を
わたしはきっと、忘れられません。
自分でもよくわからないまま、流れ着くように結婚が決まっていたから。
(この記事は都内に住んでいた2016年の夏に書いたものです)
![](https://i0.wp.com/www19.a8.net/0.gif?resize=1%2C1&ssl=1)
昨日は神宮の花火大会。
渋谷のマンションに住んでいる方の、屋上に招待していただきました。
乱立するビル群のど真ん中
黒いシルエットが少し凹んだ、都会の球場。
非日常的な場所から見下ろす花火は
黒い金魚鉢の底から、プクプクと鮮やかに湧き出る
酸素の泡を見ているような気分。
そういえば、、、
去年も一風変わった場所で
花火を見ていた。。。
ちょうど、1年前。
オリンピック準備のため、去年が最後となった東京湾の花火大会。
レストランから花火大会が見えて
お酒も飲み放題!!
花火とお酒好きにはたまらないキャッチコピーに魅かれて、はりきって参加した私と友達。
涼しい場所で花火大会!
人ごみのない場所で花火大会!
美味しい料理とお酒!
※パリピではありません。念の為。
男女の出会いどころか お店の雰囲気から、
男性なんて来ないものだと
勝手に思い込んで参戦したのです。(飲む機満々)
まさか、ここで。
結婚相手に出会うなんて。
1年後には、名字が変わっているなんて。
カンはすこぶるいい方だと思っていたけど、この出会いだけは1mmも想像できなかった、まさかすぎる未来の展開。
運命的に、出会った瞬間
「この人!!!」
なんて、これっぽっちもときめかなかったです。
お互いの友達同士が話が弾んでいたので
あまってしまった私たちが、社交辞令的に、、、
時間つぶし的に、会話した程度。
今だからこそ、夫婦揃って断言していますが
「ほんとーーに!
なんとも、 思わなかった」
なんて失礼な!
って、どっちもどっちなのだけど。
出会いのきっかけを聞かれるたびに、われ先にと夫婦でネタにしているくらい開き直っている私たち。
その証拠に、
2回目に会ったときは
お互い、顔がわからなかったレベル。。。
(それなのに、どうして会ったの?という謎は後ほど解説)
待ち合わせ場所で電話をしながら、
「いま◯◯の前にいるー」
「あ、見つけた!ここだよー」
(「あれ、こんな人だっけ・・・」お互いに記憶と違っていたことが、結婚後に発覚)
それくらい、相手の第一印象が薄かったという。(昔のテ○クラかと。)
お互いに興味なし!
2人で会う意味も不明?!
じゃー、なぜに2回目からいきなり2人で会うことになったのかというと
彼:「花火の時に、会場だったレストランの系列店を紹介するって約束したでしょ。別に君に興味もなかったし。約束守るため、それだけ。」
ただ、ただ、律儀な人なのです。
私:「何回断っても、あなたが次の予定を聞いてくるから。わたしに気があるのかしら?仕方ないなと思って来てみた。」
ただ、ただ、タカビーな女です。
そんな私たちの凄まじいカン違いが実を結び、いきなり2人で食事というディープな約束が決行されたのでした。
そんな中でも、たったひとつだけよかったことが。
待ち合わせ場所で顔を合わせた2人の感想が同じだったのです。
「あれ、こんな人だっけ・・・」
いい意味で「イメージと違った」
「意外と、いい感じかも?!」
(2人とも、マニアックな外見が好みだったらしい)
その気は無くても行ってみる価値、あったんです。
いろいろなケースを聞いている私でも、こういう結果はめずらしいのですが。
というわけで、初回の印象がない同士、ほぼ「初めましての状態」で、社交辞令で <約束してしまった>レストランへ食事に向かったのでした。。。
美味しく、お洒落なお店でヨカッタ。。。
続きはまた後で。
出会いなんて、本当にわからないものです。先入観もないほうがいいのかもしれませんね。