【妹贔屓にうんざり】母が妹の言いなりで、姉の私はずっと我慢してきた
こんにちは、心理カウンセラーの五十嵐かおるです。
私は二人姉妹の長女。妹とは4歳差です。
今、私は実家との距離を置いて暮らしています。理由はただ一つ――メンタルを守るためです。
ところが、そんな私の選択をよそに、妹は母にこう言っているそうです。
「私って一人っ子みたい~」
……笑ってしまいますよね。
私が家に帰らない本当の理由を、妹も母も理解していないのです。
妹の理不尽な態度に誰も何も言えない
あるとき私は母に言いました。
「理不尽なことをしてるのは妹でしょ?それをちゃんと伝えてよ」
でも母の返事はこうでした。
「そんなこと言ったら、あの子が発狂するから…」
そう、母は妹の言いなり。
どんなにわがままでも、理不尽でも、怒らせるのが怖くて何も言えないのです。
その結果、妹は完全にモンスター化しています。
母と娘の共依存が生む悲劇
心理学的に見ると、これは典型的な共依存関係です。
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母は「娘が可愛い」と言いながら、実は“恐れて”いる 
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娘は甘やかされて育ち、大人になっても「自分中心」が当たり前 
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そして、思い通りにならないとヒステリックに暴れ出す 
最近、本当に増えています。
母親が娘に支配されている家庭。
そしてこの歪んだ関係のしわ寄せは、他の兄弟姉妹にきます。
姉は損な役回り…それでも母を放っておけない
私もそうでした。
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実家で妹が暴れるたびに、母は私に愚痴る 
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妹のフォローはせず、姉にだけ「気を遣って」くる 
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でも、いざ母に対して「妹にちゃんと向き合って」と言っても… 
「〇〇ちゃん(妹)も大変なのよ…」
……結局、母はずっと**「言い訳」と「逃げ」**を続けるのです。
結婚しても母親の世話をしない妹
こうした「モンスター化した妹」は、結婚や独立を機に実家を出ていきます。
でも――驚くほど、母親の世話は一切しません。
一番迷惑をかけ、精神的にも経済的にも母を振り回してきたのに。
最終的に、母の老後の世話をするのは誰か。
そう、我慢してきた側の姉や他の兄弟なのです。
「妹贔屓に苦しんでいるのは私だけ?」と思ったあなたへ
もしかしたら、あなたも同じような経験があるかもしれません。
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母親が妹ばかり可愛がる 
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妹のわがままを誰も止めない 
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自分だけが我慢してきた気がする 
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それでも母を見捨てられない優しい自分がつらい 
……そんな方は、一度HSP診断を受けてみてください。
あなたの“優しさ”と“我慢”の正体を、もっと深く理解できるはずです。
あとがき:心理カウンセラーとして伝えたいこと
家族の問題は、他人にはわかりにくいものです。
とくに「妹贔屓」や「母の共依存」は、表面的には“仲良し家族”に見えることもあります。
でも、本当に苦しんでいるのは――空気を読んで我慢してきた人。
それが「あなた」であるなら、もうひとりで背負わなくていいんです。
その怒りや苦しさの裏にあるもの、ぜひ一緒に見つめていきましょう。

 
   				    			 
           
             
             
             
             
             
             
            