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仕事ができるフリをする困った上司の見分け方

    
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仕事ができるフリをする困った上司の見分け方

NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。

9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!

今日は仕事ができるフリをする、困った上司の見分け方についてお伝えします。

イライラする上司

自信がない人こそ聞いてほしい話なんですけど、あなたは今まで

仕事はできるけど一緒に働いていて、やりづらいなーと感じる上司や
外からは評判がいいけど、部下や同僚になってみると、イライラするなーという上司に出逢ったことはあるでしょうか。

しかも、若いのに役職がついていたり、学歴や経歴が華々しかったりして、バックグラウンドを聞いただけで、すごそうに見える人。
すごそうだけど、一緒に仕事をすると全然ついていけなくて、その人が満足するような仕事ができなかった自分を、責めたことはないでしょうか。

それ、あなたのせいじゃないんです。実は上司が仕事できない可能性大です。

五十嵐

上司の中身が空っぽ

結論から言うと、その仕事ができそうに見える上司、実は中身が空っぽの可能性があります。

え?だって学歴も、経歴もすごいし、人当たりもいいし、中身が空っぽではないはず、、、

 

確かにそう思うのはわかります。でも、一緒に働いていてビクビクするとか、難しい仕事をふられて答えらなかった時に嫌な顔をされたというなら話は別です。

私の経験談を元に話をします。

五十嵐

最初はとってもいい人に見える

ある会社でのこと。契約社員で入った私は、この上司と一緒に仕事をしてほしいと、ある男性を紹介されました。
誰もが知っている名だたる超有名な企業で、部長職まで勤めたと言う経歴の持ち主でした。
人当たりも良くて、パソコンにも詳しくて、話が早いんです。

自信のなかった私は、それだけでこの人と一緒に仕事できるなんて幸せだーって思ったくらいです。

最初は良かったんです。私の提案を受けいてれくれるし、仕事もどんどんやらせてくれる。私ものびのびとやっていました。
ところがです。数ヶ月もしないうちに雲行きが怪しくなってきました。

雲行きが怪しくなってきた

私がたくさん仕事を抱えているところに、いきなり新しい仕事を持ってきて

これ〇月〇日までにやって欲しいんだけど

 

え、今は無理・・・

五十嵐

そんなに簡単にできる内容ではなかったので、
「今の仕事も急ぎでやっているので、どちらが優先ですか?」
って聞いたら、むすっと膨れて
「もういいよ!」
と言われました。

その次は、目の前にいるのにいきなりメールを送ってきて「これお願いします」とだけ書いてあるんですね。
目の前にいるのに、仕事の内容を一言も言わないんです。そんなITに長けた会社でもないんですよ。

それで、内容を見てみるとだいぶ複雑な話なんです。私だけは判断できかねることや、情報量が全然たりなかったので

「すみません、メールの内容ですが、〇〇のデータがないと処理できないんですが…」
と言ったら、舌打ちされたりとか、内容について確認したらめんどくさそうに

自分で考えて

 

さらに、自分で考えようと思って先方に確認の電話をしたら「その案件、明日が締め切りなんで急いでください」って言われることもありました。

えらそうにして丸投げしていただけ

結局その人、めんどくさそうな仕事を私に丸投げしていただけだったのです。あ仕事の中身や内容を把握しないで、自分のところにきたメールをそのまま私に転送していたんですね。

ひどい時は、自分でなにもせずに抱えていた仕事を、締め切り前になって手に追えなくなってから、私に丸投げしてしていたわけです。

自信がなかった私は、途中まではその上司の要望に応えられない自分を責めていました。

何よりも、上司が私を責めてきましたからね。しかも、直接的に叱るのではなくて、舌打ちしたり、あからさまに不機嫌をぶつけてきたり、無視したりするんです。50歳の男性ですよ。やり方が子供すぎると思いませんか。

それで精神的に追い詰められてきた私は、ある時ふと気づくんです。

本当は仕事ができない

あれ?この人、実は仕事できないんじゃないか?って

そういえばその上司の指示で、後輩に仕事を振ったのに、私のいないところでその部下に「五十嵐さんに仕事振られて大変だねー、かわいそうだねー」って言っていることを知りました。

え?それあなたの指示でしたよね?

五十嵐

こうして、だんだん矛盾に気づき始めるんです。

機嫌のいい時は、過去の経歴とか、武勇伝とか、受賞歴とか、自慢してくるけど、実は中身は空っぽないんじゃないか。
今までは部下に丸投げして、その部下たちが有能だったから成果を出してきたんじゃないかって。

ふと冷静に見たら、自分を正当化するような言い方で指示をしてるけど、それ、ただの無茶振りだよね?って言うことだらけだってことが見えてきたのです。

後輩も同じように苦しんでいた

そこで、同じチームの後輩にこの話をしたところ、その後輩も同様に困っていたことがわかったんです。
そして、その後輩も自分ができないことが悪いんじゃないかって悩んでいました。

よくよく聞くと、その後輩もかなりの仕事をふられていました。ていうか、めちゃくちゃ仕事できる人だったのです。

話せば話すほど、上司の矛盾が露呈してきて「これは、上司がおかしい!」ということで結託していきます。
上司は、自分がやりたくない仕事や、面倒な仕事は、中身の確認をしないで私や後輩に丸投げしていることがどんどん見えてきました。

そのうえこの上司は、部下振った仕事の中身を知らないため、ボリュームも把握できていない始末です。あでも、自分が得意だったり、評価に直結することだけは、ドヤ顔で引き受けていることもわかりました。

ないわー

五十嵐

ないですね…

 

部下からの反逆開始!

それからは、自分を責めることはやめて、無理なことは無理、説明が必要なことはしっかり質問して、矛盾があったら飲み込まずに指摘するようにしていました。

すると、上司はどんどん機嫌が悪くなって、机をバンと叩いたり、いきなりいなくなったり、おかしな行動が増えていったんです。私たちは我慢の限界が来て、その上司の顔を見ることすら嫌になっていました。

そして間も無く。私はその上司に限界を感じて会社を辞めました。後輩も後に続いて辞めました。

今考えても、ひどい上司だったなーと思います。

五十嵐

多分、今まで関わった部下の人たちも、自分の手足のように扱われて無茶な仕事を与えられていたんだと思います。

以前勤めていたという有名企業でも、部下たちがきっと上司の無茶振りや、横暴さに気づいて「この人とは一緒に仕事をしたくない!」と反逆にあったのではないかと思いました。

だってその人、ずっと以前の会社の経歴を自慢しているんですもん。

五十嵐

ほぼ、私の愚痴で終わってしまいましたが、あなたのまわりではこんな人、いないでしょうか。
もしくは過去に、無茶振りする上司に悩まされたことはないでしょうか。

こんなひどい上司、そうはいないはずだと思っていたのですが、意外や意外、似たような人に苦しめられているという相談をうけたので、こちらでもシェアさせていただきました。

上司に苦しめられていませんか

あながた苦しめられているその上司、もしかしたら仕事ができそうに見えて、全然仕事ができない上司かもしれません。

心当たりのある方は、どうぞ自分を責めずに、一度まわりの人に相談してみてくださいね。社内が難しかったら、会社とは関係ないお友達に話を聞いてもらうだけでも違います。

自分に自信がないと、相手が間違っていても、自分が間違っていると思い込んで、苦しくなってしまうことがあります。
なんでもかんでも自分のせいにすると、相手もつけこんであなたのせいにしてくることがあります。

どうぞ、仕事で失敗したり反省して自分を責める前に、一度、全体を客観視する時間を作ってみてくださいね。

音声動画でも配信しています。よかったら2倍速で聞き流してくださいね。

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