HSP 人気者に憧れるけど近づけない 疲れる 集団が苦手
NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。
9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!
集団の中には1人か2人、キラキラしている人、目立つ人、人気者って必ずいますよね。
「ああなりたいな」「仲良くしたいな」と思っても、HSPの現実はそんなにうまくいかない。
今日は、HSP特有の人間関係についてお話します。
HSPと人気者
例えば学校のクラスや部活、大人になったら職場やセミナーなど、大人数の集団の中に入ると、そこには自然と「人気者」が出てきます。
多くの人は「人気者」に憧れて、近づきたくて、話しかけたり、SNSでつながったりといろいろな努力をするんですよね。中には「自分が人気者」になろうと頑張る人もいます。
人気者に憧れるHSP
自分に自信がないHSPにとって「人気者」は特にまぶしい存在。でも、いいなぁと憧れる反面、自分から近づく勇気はないんです。
頑張って近づいたとしても「人気者」のテンションの高さやエネルギーに反応して、「やっぱり無理!」と自分の殻にこもってしまいます。もしくは、必死で「人気者」のそばにいようとして、気を使い過ぎて疲れてしまった人もいるのではないでしょうか。
全部、私のことです。笑
五十嵐
人気者=非HSPが多い
そうなんです。キラキラしている「人気者」の多くは非HSPである可能性が高いです。SNSを使いこなしてコミュニティを広げたり、ずっとテンションが高かったり、みんなを巻き込んでおバカなことをやって楽しんだりして、すごいエネルギーで盛りあげてくれる…これって、どう考えてもHSPには無理だと思いませんか。
はい、あります。汗
五十嵐
時には、まわりが「人気者」に近づこうとして、気を遣って、持ち上げて、お世辞を言っている姿が透けて見えてしまう。それに気付くのはSNSだけ。「みんなは気づいていないんだ…」疎外感も感じてショックを受けることもあります。
「人気者」についていけない自分を責めない
正直「人気者」のまわりにいるのはラクです。みんなと一緒にいられるし、楽しいこともたくさんできるし、情報も入ってきやすい。メリットしかありません。
私もHSPを自覚するまでは、「人気者」を見て「いいなー、仲良くなりたいな」と思っていました。でも、いざ近づくと「人気者」と自分を比較して、自信がなくて落ち込んでしまったり、テンション低い自分に自己嫌悪してしまうのです。
「人気者」に憧れても相手は非HSP。近づけば近づくほどに、自分とは感性や価値観が違うことに気づいて「あの人みたいになれない」と落ち込んでいました。
でも最近は「結局、近づいても長続きしないし、人気者のテンションについていけずに疲れるだけ。」だと気づいたんです。集団の中でも、頑張ってついていかない、目立たなくていいと思うようになりました。「いいな」と思っても、人気者とは距離を置くようにしています。
みんなと同じような人間関係をつくらなくていい
全人口の20%と言われるHSP。マイノリティな私たちは、みんながいいと思うことを、いいと思えない。まわりには理解されにくいんです。
だからこそHSPの人間関係の作り方は、少人数でひっそりとでいいのです。目立たなくても、気の合う人と一緒にいるほうが快適です。「みんなみたいに、ワイワイできない」「あのグループには入れない」そんなこと全然気にする必要はありません。
自分が快適な人と関わるようになったら、まわりが楽しくて素敵な人たちだらけになりました。
五十嵐
おまけ:人気者になるのも抵抗がある
HSPが「人気者」になって目立ち始めると、本人が苦しくなって自ら「人気者」の座から降りようとします。もしくは、無理している姿が周りから見ると「痛い」と思われてしまいます。
非HSPだったら「そんなの気にしなくていいじゃん♪」と言って、ついてこられる人たちを引き連れてマイワールドを広げ続けるでしょう。
楽しみ見たい人、この指とまれー♪
非HSP
無理して「人気者」にならなくていいんですよー
五十嵐