人生を幸せに書き換えるHSPカウンセラー

HSP 集団 グループが苦手 新しい場所に馴染めない ジムに入会

    
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HSP 集団 グループが苦手 新しい場所に馴染めない ジムに入会

NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。

9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!

趣味や習い事には行きたいけど、新しい場所が苦手。

出来上がっているコミュニティに入れない。

1人だけ浮いているような気がして、1回だけで尻尾を巻いて逃げてくる。

敏感なHSPにとって、人が多い場所はプレッシャーのカタマリ。

仲間に入りたくても、全員の視線が痛くて、何か言われてそうで、ついつい腰が引けてしまう。泣

 

引越しをして、新しい土地に馴染もうとする今、HSP全開の私の脳内を吐露しようと思います。

非HSPの人には意味不明だと思うので、この記事は飛ばしてください。

 

HSPの私が初めてジムが続いた理由

20年前からジムやヨガ、スタジオに入会しては辞め、を繰り返していた私。

3年前から通い始めた宮古島のジムNDのおかげで、私のジム生活は定着したのでした。

 

どうしてジムが続いたの?

・こじんまりとして、人が少ない。朝はほぼ貸切状態

・1人で黙々とトレーニングできた

・スタッフさんがみんなフレンドリーで優しい

・男性が多く、初めは違和感満載だったけど「お互い興味がない」雰囲気が逆によかった(ムキムキの男性が初めは怖かった…)

偶然、HSPな私に優しい条件が揃ったジムに出会い、引っ越しまでの2年半、初めてジム通いが続きました。

貴重なジム習慣を継続するために、引っ越し先でもジムを開拓。宮古島とは勝手が違って、賑やかな場所ではHSP発症で大変な予感です。

新しいジムに入会

美容どころか、もはや老化防止で必須となったジム通い。

近所のジムを数軒見学して、お気に入りの場所を発見。

室内がとてもキレイでスタジオも充実。料金もリーズナブル。

実は、予定していた場所とは違いました。

実際に見てみると空気感というか、雰囲気が自分にあっているかどうか?が重要だなって思います。

おばさまたちの集団が怖い

新しいジムでは、スタジオメニューが充実しているおかげで、おばさまたちがたっくさん!いらっしゃいました。(私もおばさんです)

40人ほどが、見事に3〜4人のグループに分かれて楽しそうにお喋りしていて、新参者の私だけ独りぼっち。

明らかに浮いている。。

今までだったら、この状態に耐えられず、「もう行かない!」1回で退散しているパターンです。

 

苦手な女性の集団を克服する方法

グループで楽しくワイワイしているおばさまたちを見ていると「私だけ独りぼっち」な気分で居心地最悪です。

でも、よく見ると「独りぼっち」は私だけではないのです。

黙々と1人でトレーニングをしている人、スマホを見ている人、所在なさげにキョドっている人、しっかりと見渡せば1人の人って結構いることがわかります。

 

もしや、彼女たちもHSPかも?

それなのに、初めから集団が苦手、陰口が怖いという先入観で周りを見ていると「グループで楽しそうに話している人」しか目に入らないんです。

その人たちだけを自分と比較して「自分は独りぼっち」を強烈に感じていたのです。

そんな時こそ、1人でいる人を探すのです。1人の人にフォーカスを当てる。

そうすると、結構いることがわかる。自分だけじゃないって思えたら、いっきに疎外感が和らぎます。

 

スタジオレッスンでついていけない自分が嫌

初めてのスタジオレッスン。ヨガやピラティスならまだしも、ダンスとかズンバとか、好奇心旺盛の私にはぜひ出たいメニュー。

でも、全然ついていけない!

みんなが右を見ると、私は左を見る。目があって「あれ?」みたいな。

1人だけテンポが遅れて、そりゃダサいったらありゃしない。

 

「あー恥ずかしい。もう行かないっ!」

 

HSP全開の昔の私なら、1レッスンが終わるのも待ちきれないほど恥ずかしくなってました。

1人だけ、できなくていい。

そりゃそうです。初心者なんですもの。

右も左も分からない。テンポだってついていけなくて当たり前。

みんなそこからのスタートで、周りの人たちは何ヶ月もやっていたベテランさん。

中には、還暦を超えた人生の先輩が一生懸命体ついていこうとしてらっしゃる。

 

そんな中で、1回できなかったくらいがなんなの?

 

初めから馴染もうとしすぎ、完璧にやろうとしすぎ、プライド高すぎなのです。

このスタジオで自分が一番下手で当たり前。

それよりも、初心者で参加したことに意義がある!

 

初めてが一番、居心地が悪くて

2回目が、2番目に居心地が悪くて

3回目が、3番目に居心地が悪い。

 

それを繰り返していくうちに、気づいたら慣れているもの。

今までもそうだったし。

という「認知」を味方につけて、HSPな自分をうまくなだめていくのでした。

 

HSPが生き抜く裏技

これは年を重ねて図々しくなったからこそできるのかもしれませんが、スタジオや講座など、先生や講師がいる場所では、初めのうちにこっそりと近寄って「今日、初めてなんです。よろしくお願いします。」って一言伝えておきます。

それだけで、自分自身にハンディがついた気分になれますし、先生も気にかけてくれるので、居場所ができた気分になれるのです。

 

誰かのキツイ言葉が突き刺さる

なんとかスタジオが終わって、集団から解放。諦めるのはまだ早いと、2回目の参加を検討していたところに…

 

「もう埋まっちゃったじゃん!超むかつく!!」

 

同じレッスンを受けていた女性が、近くでブチ切れていました。

しかも、まわりに聞こえるように、です。

 

どうやら、予約したかったレッスンもしくは、狙っていた席順が埋まってしまったようです。

 

「え…私のせいじゃない」

 

もちろん、彼女は私に言ったわけではありません。

関係ないのに、キツイ言葉は自分が言われたような気分になって軽く落ち込むのがHSP。

 

「でもさ、席が埋まるのは仕方ないよね。

 定員あるし、平等に先着順だし。

 それに、みんながいる前で『むかつく』って失礼だよ…

 誰か、ちょうど予約した人がいるかもしれないのに。」

 

心の中でつぶやきつつ、聞こえなかったことにするHSP。

大人になってもそんなこと言う人がいるんだと、残念な気持ちになりながら黙々とマシンで筋トレする私でした。

 

 

HSPとして生きる

自分の取り扱いにはなれてきましたが、HSPアンテナは容赦無く反応します。

それに振り回されないこと。

これがHSPの生きる道だと思っています。

もちろん、ジム通いは続けますよ。

数ヶ月もすれば、おばさまのグループも、ついていけないレッスンも、どうせなれちゃうのです。

HSPがしんどいのは、最初だけですから。

セッションではHSPが生きやすくなる!振り回されない方法もお伝えしています。

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