自信がない人の転職活動《3割増し思考》のヒケツ
NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。
9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!
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転職を考えていますが、私を雇ってくれる会社があるのか不安です。今の会社を辞めたら、何もできないような気がしています。
会社を辞めたくても、他の職場で働けるかしら、必要としてもらえるかしら、と考えるほどに転職に踏み切れない女性がたくさんいらっしゃいます。
大丈夫。ちゃんと、ありますよ!
自分の安売りは厳禁!
ほとんどの方が、自分の価値をとっても低く見積もっているんです。今やっている仕事にすっかり慣れしまって「誰にでもできる」「特別なことではない」と思っているみたいです。
ところが転職活動をしてみると、会社の人事はあなたが思う以上に、あなたの価値をもっと高く評価してくれるのです!勤続年数が長い・専門的な職業についていた・礼儀正しい・やる気がある・話をしっかり聞ける・自分の言葉で話せる・謙虚など、自分では当たり前だと思っていたことにも十分価値があるんですよ。
その価値に気づかないで「何もできない私ですが」「年もいっちゃってますが」ってどんどん自分を安売りしては勿体無い。会社側は「あなたがそんなに安い価値だと言うなら、安めのお給料で採用させてもらいます」ってそのまま話が進んでしまいます。
転職サイトで仕事を探すコツ
転職サイトで仕事探しする時って、給料や職種、待遇などのチェック項目を謙虚に設定したほうが、ヒットする会社は増えてきます。自分に自信がないと、候補になる会社が多いほうがいいと思って、どんどんハードルを低く設定しがちです。
でもですよ、どんなにたくさんの会社からオファーをもらえたとしても、就職できるのはたった1社だけ。たくさんヒットさせてあまり納得していない10社から選ぶよりも、少しわがままなくらいチェック項目のハードルを上げて条件の良い3社から選んだほうが、結果的に幸せな就職ができると思いませんか。
採用後にクビになりたくないから?!
自分を安く見積もる人が考えがちなのは「雇ってもらった後に、こんなはずじゃなかったと思われたらどうしよう」という心配。会社側は採用試験はしますが、それだけで全てがわかるとは思っていません。
就職ってお見合いだと思ってみてください。会社が面接をして「あなたがいい」と決める時に、あなたも「この会社がいい」と思ったからこそ成立する話。要は相思相愛になった結果です。採用が決まって仕事を始めるのは、おつき合いが始まるようなもの。
勤めてみないとわからないことがあるのは、会社側も自分も同じです。「こんなはずじゃなかった」「聞いていなかった」ようなことは、お互いにあって当たり前なんです。相手が過剰に期待してしまっただけ。
極端な話、どうしようもなければ会社側は解雇できますし、自分は退職する権利があります。自分では「こんな私」だと思っても、会社側には必要な人材なんです。どうぞ、自分と会社を対等に考えて、幸せな転職をしてくださいね。
転職活動を成功させるヒケツ
成功の秘訣は「自分の価値を3割増しにすること!」です。主観で高望みしているつもりでも、心の奥では腰がひけてしまいがち。それならいっそ、初めから自分が思う3割増しで探していきましょう。最終的にあなたを求めてくれる会社に巡り会えるはずです。
3割増しの結果にならなくても落ち込まないでくださいね。それには理由があります。あくまでも「3割増しで探す」というスタンスが大切。理由はカウンセリングでお話しますね。
カウンセラーになる前に、就職氷河期を乗り越え、長年のOLを経験した五十嵐だからこそ。実際の転職経験と心理学の知識を活かしたヒケツ。ぜひ実践してみてくださいね。うまくいったら教えてください♪