なぜか時間がギリギリになる お金も予算を少しオーバーする理由と改善方法 HSP
NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。
9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!
なぜかいつも時間がギリギリになるか、少しだけ遅れてしまう。お金も想定していた予算を少しだけオーバーする人へ理由と改善方法をお話しします。
HSP全員に当てはまるわけではないので、気になる人だけ読んでくださいね
五十嵐
自分では気をつけているのに…
「買おうと予定していた物、例えば服を買いに行った時、最初は3万円以内で探していたのに、気づいたら3万5千円使っていた」
「待ち合わせの時間ぴったりに着くはずが、なぜかいつもギリギリになって焦ってしまう」
「仕事の締切に間に合うように進めたのに、最後はバタバタになってしまった」
このように、予定していた時間より少し足りない、使おうと思っていた金額より、少し多く使ってしまうことってないでしょうか。
私は筋金入りのこのタイプで、以前はいつも遅刻ギリギリか5分遅れる、毎月の収支も予定より少し使いすぎるっていうのをずっとやっていました。
理由は時間割引率の甘さ
そうなってしまう理由は、時間割引率という今すぐ手に入る報酬よりも将来手に入る報酬を低く評価することが関係しているのですが、ちょっと小難しいので噛み砕くと、私みたいなタイプの人人間は時間もお金も見積もりが甘いんです。
根拠なく「これで時間に間に合う」と思う自分を信じちゃってるんですよね。
消費税10%時代で、なぜか自分だけ「税抜きで買い物ができる」と思っちゃってるんです。
多分、論理的ではなくイメージでものを考える人に多いと思います。
これを続けると、時間に関してはだらしない人だと思われてしまいますし、お金に関しては家計をどんどん圧迫していくわけです。
でも、こういう人って「次回から気をつけよう」って、気合と根性と努力でなんとかしようとしがちなんです。
ところが、このクセみたいな感覚は気合と根性では改善されないわけです。
そう思いません?
五十嵐
カードの引き落としの後に「今月はもう使わない」と心に誓ったのに、また買い物してしまう。
ちゃんと反省して心に誓うのに、結局治らないんです。
時間とお金、具体的な対策
この不毛な繰り返しを20年近くしてきた私が、改善した方法をお伝えします。
それは、自分に期待するのをやめるです。
自分はできる人間だというプライドを捨てて、できない人間である前提で計画を立てるのです。
例えば、出勤なら20分以上前に会社に着くように家をでる。
待ち合わせなら、1時間前に集合場所について、1人でカフェで本を読んでいる
お金の予定額は、最初に予想をしてから、雑費として2割くらい上乗せして計画する。
旅行とか最たるものですよね。想定していた予定額なんて、現地で買い物したり遊んだら軽く超えてしまいます。
ちなみに建築やっていたのでわかりますが、家を買うときも建築会社に支払うお金の他に、なぜか2割くらい多めにかかるとおくことをお勧めします。
五十嵐
あと、受講生のなかには貯金が一定額になると、なぜか使ってしまうという方もいらっしゃいましたが、これも心理的なテクニックで、一定額を超えても使いすぎない方法をお伝えしたところ、とても喜んでいただけました。
あらかじめ多めに見積もった結果
私の場合は、自分に期待して予定を立てるから、時間が足りなかったり、お金が足りなくなったりしたので
あえて、自分は見積が甘いんだということを受け入れて、最初から意味もなく多めに見積もっておくことにしています。
まぁ、これも甘い見積には変わらないんですが、時間もお金も多めにかかるとざっくり上乗せしておけば、後から困ることはなくなるわけです。
逆に、余った時間やお金を自分の好きなことに使うことができます。
なんて時もありますが、実は多めに見積もったことで結局ぴったりだったということが何度もあります。
もともと「多く必要だった」のに「少なく見積もっていた」から、結局プラスマイナスゼロなんですよね。
土曜日の雑談(動画参照)で話した通り、私はそそっかしいので、電車に乗り間違えたり、駅で迷子になることも考えて、早めに待ち合わせ場所に着くように予定しておいたら、結局ピッタリだったとかよくあります。
少なくとも、これを心がけるようにしたことで、外出の準備にあわてて忘れ物をしたり、大人気なくバタバタ走ったりすることもなくなりました。お金も大変だ!今月足りないということもなくなりました。
余裕が出ると、他のことにも気を配れるので、失敗や後悔が減ってきます。
これって、大人として、女性としての余裕にもつながると思うんですよね。
あなたは、時間やお金の見積、しっかりできているでしょうか。
もし、自分も当てはまることがあるなーと思ったら、ぜひ、予定よりも上乗せして見積もりをしてみてくださいね。
音声動画でも配信しています。よかったら2倍速で聞き流してくださいね。