好きなことがなくても、好きなことで独立できた理由
NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。
9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!
カウンセラーという仕事をしていると、「好きなことを仕事にできていいですねー」と言っていただけます。
確かに、今となってはすごく幸せだなって思います。でも私から見ると、みんなさんのほうがずっと意識高いし、よく考えてるなって思うんですよ。
今日は、カウンセラーとして10年以上、好きなことを仕事にしている私の経緯についてお話します。
転職どころか好きなことすらなかった
自分を表現したいんです!
自分の能力を活かす仕事を見つけたいんです!
「でも、自信がなくて行動できないんです」という質問をよく受けますが…
それでも、私から見たら「もう充分、自信があるじゃないですか!」と思います。
なぜなら、私が心理学を学ぶ前は、
- 好きなことなんてなかったし
- 好きなことなんて仕事になると思わなかったし
- 自分は今の職場以外、使い物にならないと思っていたし
- それどころか、その職場でも使い物になっていなかったし
- 能力もなければ、表現したいことも何もなかったから。
「何かをしたい」そのモチベーションそのものが、私には眩しく感じるのです。
カウンセリングを学ぼうと思ったきっかけ
- 仕事に興味が持てない、仕事ができない、会社に行くのがつらい。
- でも、転職なんて怖くてできない。私なんてどこにも雇ってもらえない。
- 転職できたところで、どうせまた同じ日々の繰り返しなんだ。それなら転職しても意味がない。
そんな私が、カウンセリングを学ぼうと思ったきっかけは
「自分が救われたかったから」
毎日があまりにもつらくて、自己啓発と占いの区別もつかないような知識しかなくて、それでも「何か変わるきっかけが欲しくて」ワラをも掴む気持ちでワークショップに参加しました。
気づいたら、カウンセラーを目指していた
そこで心理学を学んで、学ぶほどに「生き方」のカラクリがわかって、実践するほどにまわりが変わって、人生がラクになって・・・
もっと学びたい!
五十嵐
好奇心の赴くままに学びを進めていったら、カウンセラーという道が見えてきて、途中からはその光に向けて猛ダッシュしていました。
所属していたカウンセリング団体で下積みを経て、難関と言われたプロカウンセラーとなり、だんだんとお客さんが増えてきて独立。今に至ります。
目の前の1歩を進むと、次の1歩が見えてきます。
五十嵐
何のビジョンもなかった
ビジネスをしている人たちに出会うと、みなさん「日本を元気にしたい!」「〇〇業界に貢献したい!」とか、意識高いビジョンを掲げていますが、私はそんなご立派なもの特にないんです。
ただただ、「カウンセリングが好き」
それだけで10年以上続けています。
もちろん、敏感な人、仕事を頑張っている人、1人で抱えがちな人、恋愛が苦手な人…お客様の傾向はありますが、正直なところ結果的にそういう方が来てくれたという感じで。
とにかく、カウンセリングができることに幸せを感じています。
好きなことを見つけたい方へ
ここまで読んでいただいて「なにかを見つけたい」方には拍子抜けかもしれません。
だって私はカウンセリングを「やってみたらすごく好きだった」というケース。見つけ方の参考は何にもならないと思います。
ゴメンナサイ
五十嵐
ただひとつ、言えることは
- 好きなこと、得意なことは、勝手に上手くいくし
- 苦手なこと、向いていないことは、頑張ってもあまり上手くいかない
「じゃぁ、どうやって見つけるの?」って聞かれたら、この二つの指標を意識しながら
気になることは、なんでもやってみる
かなぁって思うのです。
だって、仕事なんてやってみないとわからないでしょう。初めて見る食べ物も、見た目だけじゃ、味はわからないのと同じ。
勝手に想像して、勝手に諦めるのは勝手だけど、もし何かを見つけたいなら、とりあえずやってみる。
合わなかったら、ごめんなさいして、辞めればいいだけなんです。
なーんて書いてたら、もしかして「やりたいことを始められない」人は、「やめる勇気がない」から始められないのかも?って思えてきました。
そのへんはカウンセリングでスッキリさせておいた方がいいかもしれませんね。
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