好きな仕事の見つけ方 業種じゃないよ!
NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。
9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!
昨日の記事で、好きなことがなくても独立できた理由を書きましたが、カウンセラーになった今なら「好きなことの見つけ方」がわかります。
私の場合、ほんと偶然それに当てはまっていたのでうまく行きましたが、初めからこの方法を知っていたらあんなに遠回りしなかったのにとも、思っています。
好きじゃないことに15年を費やしました。
五十嵐
好きな仕事の見つけ方
「好きな仕事の見つけ方」って聞くと、あなたは何を思い浮かべますか?
- セラピスト!
- 〇〇の講師
- 〇〇デザイナー
- 〇〇士!(看護師・医師・弁護士・介護士…など)
こんなふうに「業種名」が出てくるかもしれません。
そうすると、決め打ちして業種にまつわる資格を勉強して、合格して、いざ就職して…合わなかったらと思うと、始めるのすら怖くなりますよね!!
五十嵐が好きだったこと
私はカウンセラーになる前、10年以上、建築業界に努めていました。その中で、楽しい時も、辛い時もありました。
当時はなぜだか全然わからなかったのですが、いま分析するとこうなります。
楽しかったこと
- 依頼された図面をCADでひたすら書くこと
- 担当者のサポートとして模型作りや書類作り
つらかったこと
- ある会社からオーダーされた物流倉庫を設計する
- 法律的なこと、見積もり的なこと、設備を考えること
これだけでは、なんのこっちゃと思われるかもしれません。
でも私には、この文からでは見えない重要な「登場人物」が必要だったのです。
私は喜んでもらいたかった!
後になってわかったことですが、私は「誰かに喜んでもらう仕事」が好きだったのです!
そのため、「好きだったこと」に挙げた業務内容には「誰か」=「依頼する上司」がいました。その上司に喜んでもらうことが嬉しくて、頑張れたのです。
逆に、「つらかったこと」には喜んでくれる相手がいませんでした。物流倉庫を設計しても、発注側の担当者はあくまでも「業務の一環として」依頼してきているので、そんなに喜んだりしないのです。
書類とか数字も超苦手でしたしね。
あくまでも、契約が遂行されたか?だけを求められました…
五十嵐
人と関わる仕事が好きだった!
建築業界から離れてからの仕事は、どれも楽しいものでした。
それまでがつらすぎたので「これでお金もらっていいの?」というくらい、楽しく働くことができました。
- 高級リゾートホテル
- 営業事務
- カウンセラー
業種は違いますよね。でも、これらには共通点があったのです。
何だと思いますか?
これらは全て「目の前の人が喜んでくれる」仕事でした。
目の前の人が喜んで「ありがとう」と言ってくれる。私にはこれが何よりも嬉しいことだったのです。
好きなことは、業種じゃなくて価値観!
いかがでしたか?
「好きなことを仕事にしたい!」と思った時、私たちは真っ先に業種を探そうとしますよね。
でも、実際に私たちの心が反応するのは「業種」ではなくて「価値観」なのです。
この価値観は全員、違います。
あなたが大切にしている価値観はなんでしょうか?
今まで楽しい、幸せと感じたことの共通点はなんでしたか?
「やりたいことがわからない…」「次の転職先に悩んでいる」という方、まずは自分の価値観を掘り下げることから始めてみましょう。
五十嵐自身、成功も失敗もしたことがあるからこそわかる感覚があります。
プロの視点で、あなたの価値観を分析することから始めます。
五十嵐