HSP わかってもらえないことが多い理由
NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。
9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!
HSPのあなたは、こんなモヤモヤを抱えたことはないでしょうか。
- 私はこんなに、彼のことを考えているのに、 彼は私のことにあまり興味がないみたい。
- 私はこんなに、友だちのことを心配しているのに、 本人はあまり深刻じゃない。
- 私はこんなに、両親の老後を考えているのに、 妹は親に頼るばかりで先のことを考えてい。
どうしてわからないの?
HSPの当たり前は、まわりと違う
空気を吸うように、相手の雰囲気を察したり、相手の言動から考えていることが手にとるようにわかったり。実は、HSPが当たり前のように考えていることって、そうでない人にとっては信じられないほど「たくさん察している」世界なのです。 そうでない人は、HSPほど雰囲気を察しないし、相手の言葉の裏側や身振り手振りで本音がわかる、なんてこともないのです。
頭の中で考えていることって見えないので、他人と比べられませんよね。
五十嵐
HSPが見えている世界
例えて言うなら、霊感があってお化けが当たり前のように見えている人の世界と、お化けが見えない人の世界みたいなもの。
ねえねえ、あのベンチに座っているおばあちゃん、知ってる人?
五十嵐
え、誰もベンチに座っていないよ…
HSPがわかってもらえない理由
話をHSPに戻します。HSPは、ただでさえ情報量が多くて疲れやすい状況にあります。それに加えて、まわりと考えていることが違うので「わかってもらえない」というイライラを感じやすいのです。
うーん、ストレスが多い…
五十嵐
冒頭の「私はこんなに〜」という気持ちが相手に伝わらないのは、相手はそもそも気づいていない(気づくことができない)だけ、なのです。
見えていないものを「見て!」と言っているようなもの。相手からは「よくわからない人」と思われて終わりなのです。む、虚しいですよね。
[enclose color=”#f6a7a7″]なんだか生きにくいと感じる方へ
まずは「自分が考えるほど、相手は考えていない。」ということを意識して、過ごしてみてください。相手はあなたを粗末にしているわけではなく、ないがしろにしているわけでもなく、ただ気づいてないだけ。なのです。[/enclose]
そして、できることなら相手に「あなたは、どう考えるの?」と言葉で聞いてみましょう。「普通は、こう考えるでしょう!」「見ればわかるでしょ!」は禁物です。それがわかるのはHSPだけなんですよ。 自分ではわかりきったことだと思うようなことも、言葉で確認することですれ違いをぐっと減らすことができますよ。