本当に頑張ってきたんだよね でも「お母さんのせい」をやめるのは自分なんだ
NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。
9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!
今でも覚えてるなぁ・・・小さい頃から聞かされていた、お母さんの言葉。
「これからの女性は、結婚なんてするもんじゃないわよ。
1人で生きていけるなら、そのほうがずっといいわよ。」
1人で生きられる女性になれ、という教育
そう、言い聞かされて育った30年…素直に、スクスクと。
甘えん坊で寂しがり屋の妹を横目に
「私は、わたし」と言い聞かせ。
社会でいう「仕事をする女」になり
心理学でいう「自立的な女性」が完成しました。
そして、世間でいう結婚適齢期とやらを過ぎた頃。
母親の意見がコロッと変わった
久しぶりに帰省して、母と一緒にお茶をすすっていたある日。
「やっぱりねぇ、1人で生きて行くのは難しいから、結婚くらいしたほうがいいわよ。
子供もいないと寂しいわよ。
お母さん、カオルとあの子(妹)がいてよかったと思うもの。」
えーーー・・・
あのーーー・・・
あれ、あの言葉は?
ほら、「女性は1人で・・・」っていうやつ。
結構一生懸命、お母さんのおすすめな人生を歩いてきたつもりなんだけど。。。
今さら結婚とか?
そういう感じにカスタマイズされてませんけど私。
この仕様はあなた(母親)がお決めになったはずでは?!
気づけばまわりの友達は結婚し、
自分はどうやら一生いまの仕事をするのは無理っぽいと確信し、この人生どうしてうれようかと悩み始めていた矢先に
トドメのような母親の言葉。
何かがガラガラと崩れて行きました。
無邪気に指差した先には、若い女性がだっこしている可愛い赤ちゃん。
・・・・・
プライスレスとか無理。
必死で働くからお金で変えるものにして。。。
結婚できないのはお母さんのせい?
そんな親のコロコロ変わる言動に振り回され、「お母さんのせいだよ!」と悪態をつき、何度ちゃぶ台をひっくり返したことか(気分)
・・・でも。
逆を返せば、
自分の進む道がうまくいかなかった時に「お母さんのせい」にしてきたのも確か。
上手くいかないことや、変な思い込みを全部、「誰かのせい」にしている間に、時間は流れて行ってしまう。
手の中からサラサラと流れ落ちる砂のように「誰も止めてくれない」から、すくい直すこともできず。
私が上手くいかないのは「○○のせい」
でも、いま選択しているのは「自分」
ということは、やり方を変えられるのも「自分」
「○○のせい」をやめて、選択を変えてみると・・・
何かが、変わりそうだと思いませんか?