【生きづらさを心理カウンセラーが解説】「繊細さん」は関係ない?HSPの本当の意味と才能の活かし方
こんにちは。HSP心理カウンセラーの五十嵐かおるです。
カウンセリングの現場で18年以上、多くの方のお悩みに向き合う中で、「繊細ではないけれど、なぜか生きづらさを感じる」というご相談が非常に多いことに気づかされます。
「HSP」という言葉は広く知られるようになりましたが、同時に「か弱い」「傷つきやすい」といった「繊細さん」のイメージが先行し、「自分には当てはまらない」と感じている方も少なくありません。しかし、その自己認識が、ご自身の持つ素晴らしい可能性に蓋をしてしまっているとしたら、それは非常にもったいないことです。
「生きづらさ」の正体はHSPの4つの特徴かもしれない
- 職場で上司が不機嫌だと、自分が何かしたのかと不安になり、仕事が手につかなくなる。
- 同僚が集まって話していると、自分のことを言われているような気がして落ち着かない。
- 友人と楽しく過ごした後、帰宅するとどっと疲れてしまう。
- Depth of Processing:物事を深く処理する
- Overstimulation:刺激に敏感で、疲れやすい
- Emotional Reactivity & Empathy:感情の反応が強く、共感力が高い
- Sensing the Subtle:ささいな刺激を察知する
「Sensitive」の誤解:HSPは「繊細」ではなく「感受性豊か」
HSPの”S”である「Sensitive」は、日本語に訳される際に「繊細」「敏感」という言葉が当てられることが多く、これが誤解の一因となっています。本来「Sensitive」には「感受性が豊か」という意味も含まれています。
芸術や自然の美しさに深く感動したり、物語の登場人物に強く感情移入したりする経験は、まさに豊かな感受性の表れです。私自身、ミュージカルを見て「劇団四季に入りたい」と思うほど感動したり、宮古島の海の青さに衝撃を受けて数年後に移住を決意したりと、その感受性の強さが人生を大きく動かしてきました。
「繊細」という言葉に抵抗があっても、「感受性が豊か」と言われれば、腑に落ちる方は多いのではないでしょうか。
その特性は「弱さ」ではなく、磨けば光る「才能」
- 深く考える力は、物事の本質を見抜く洞察力になります。
- 高い共感力は、相手の心に寄り添い、信頼関係を築く力になります。
- 些細な変化に気づく力は、危機管理能力や、人の本音を汲み取るコミュニケーション能力に繋がります。
あなたの特性を才能に変えるために
- なぜ「繊細ではない」と感じる人こそHSPの可能性があるのか
- 日常で感じる「生きづらさ」を才能に変える具体的なステップ
- すぐに実践できる、心の負担を軽くするヒント
など、文章だけでは伝えきれない熱量と共にお届けしています。 「もっと詳しく知りたい」「自分を変えるきっかけが欲しい」と感じた方は、ぜひ下のリンクから動画をご覧ください。
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