人間関係苦手なアラフォーが100日間で恋も仕事からも愛される!

HSPな母がリウマチを発症した理由

    
\ この記事を共有 /
HSPな母がリウマチを発症した理由

NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。

9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!

今だからわかるのですが、私の母親もHSPだったんだろうなと思います。

私よりも筋金入りのHSPなのに、ものすごく元気で、明るいふりをしてたんだんです。

いや、きっと本人も自分の繊細さに気づいていなかったと思います。

母は、私には遺伝子しなかった運動神経の持ち主で、青春はバレーボールに捧げたと言っていました。

きっと、自他ともに認める「元気なスポーツ少女」だと思っていたのでしょう。

でも、、、

子供の私から見てもわかるくらい、彼女はものすごく弱かったのです。

表面では気丈に振る舞っていたけど、すごく臆病で、隣の街に行くことすら嫌がるほど、新しいことを怖がっていました。

よく私に、人間関係の愚痴を言っていたけど、相手に直接言い返した姿は見たことがありません。

当時はそれが当たり前すぎて、わからなかったけど、子供の私にすら本音で「指摘」をできない人だったような気がします。

多分、本人も自分の常識や判断に自信がなかったのだと思います。いや、それどころか「伝え方」を知らなかったのかもしれません。。。(母の母と似ていた)

だからなのか、遠回りな嫌味やため息に漏れる愚痴のような言葉はよく言っていました。

人に言えないぶん、ものすごくストレスを溜めていたと思います。

愚痴を言っても、誰かに撒き散らすのではなくて全部、自分の中に矢印が向いているものだから、ずっと自分を責めて1人反省会していたのかもしれません。

ただでさえ、本音は臆病で弱いのに、若気のいたりで自己愛性パーソナリティー※の父と結婚してしまったものだから、
彼女の大変さは想像を絶するもの。

※自己愛の未成熟から生じるパーソナリティ障害で、自己誇大や共感性の薄さ、他者からの評価に敏感といった特徴

子供の前でも父からけちょんけちょんに自我を潰されていたから、余計に自分に自信がなくなったんだと思います。

父は安月給で、パチンコ三昧なのに家事育児はいっさい手伝わず。ワンオペ育児どころか、祖父母の面倒を見たのも母でした。

そのせいだと思うんです。

母は早いうちから「リウマチ」を発症しました。

我慢を続けていた人は「リウマチ」になりやすいと聞いたことがあります。

全てではありませんが「リウマチ」は我慢して握りしめた手と同じ形に変形していきます。

母親は、まさしく我慢が蓄積して発症したパターンじゃないかと思っています。

ありがたいことに、いまは良薬が開発されて生活はなんとかできているけど、彼女の人生がどれだけ我慢続きだったことか。

私もHSPで言いたいことを飲み込むタイプだったからわかるけど、彼女の我慢だらけの人生は同情してしまうほど、母はたくさんのことを飲み込んでいました。

私に対しても、文句や言いたいことはたくさんあったはずなのに。

Copyright© 五十嵐かおる,2024All Rights Reserved.