一人反省会が止まらないHSPの方へ|職場で顔色をうかがってしまう理由と、100日で変われた実例
仕事から帰っても、今日の会話を思い出して「言わないほうが良かったかも」と考えてしまう。
この記事は、そんな「一人反省会」が止まらずに困っているHSPの方に向けて書きました。
こんにちは、HSP専門カウンセラーの五十嵐かおるです。
人は、どれくらいの時間で変われると思いますか?
私は、2ヶ月あれば、人は別人のように変われると思っています。先日、それを改めて目の当たりにする出来事がありました。
帰宅後も終わらない「一人反省会」
私の心理学講座「Mind Up!」を卒業された、ある女性のお話です。
受講を始めた頃の彼女は、何かを言うたびに相手の顔色をうかがっていました。
「言わないほうが良かったかも…」
「機嫌悪くなってたみたい…」
仕事から帰って、お風呂でシャンプーをしながらも、
「私が言ったせいで、職場の空気が悪くなったら…」
と、一日を思い出してはグルグルと考えていたそうです。
彼女いわく、
「自分が3人ぐらいいて、常に脳内会議してるみたい」
だったそうです。
HSPが一人反省会をしてしまう理由
HSP(Highly Sensitive Person)は、アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱した、生まれつき感受性が強く、刺激に敏感な気質のことです。病気や診断名ではありません。
HSPの人は、相手の表情や声のトーンのわずかな変化にも気づきやすく、受け取った情報を深く考える傾向があります。
そのため、相手の顔色が少し変わっただけでも「私が何かしてしまったのでは」と考え、帰宅後まで一人反省会が続いてしまうことがあるのです。
昔の私も、毎日反省会をしていました
実はこれ、昔の私とまったく同じです。
私もカウンセラーになる前は、毎日、自動的に一人反省会が開かれていました。
あの頃の私は、
「自分は間違っているし、劣っている。周りの人が正しくて、自分よりできている」
と思い込んでいたんです。
「当たり前の物差し」は、人それぞれ違う
講座で私が彼女にお伝えしたのは、「当たり前の物差し」の違いという考え方です。
自分には当たり前にできることでも、相手にとっては簡単ではないことがたくさんあります。
でも、真面目で自信がない人ほど、できている自分に気づけないのです。
自分の「当たり前」は、自分では見えない
講座では、彼女の「当たり前」をひとつずつ見つけていきました。
その内容が毎回、彼女にとっては驚きの連続でした。
無理もありません。
彼女の「当たり前」は、今まで呼吸をするようにしてきたことの中にあるからです。
ふだん呼吸を意識しないのと同じで、自分では気づけないことの中に、価値が眠っているのです。
そして、物差しが人それぞれ違うとわかると、相手の表情の変化は、相手の物差しの中で起きていることだと見えてきます。
それは、自分とは関係ないことも多いのです。
2ヶ月後、彼女に起きた変化
2ヶ月がたった頃。
職場で相手の顔色が変わっても、彼女はこう思えるようになっていました。
「これは私が勝手に察しているだけで、私のせいではないんだ」
家に帰っても、その日の反省や後悔を考えなくなりました。
お風呂の時間は、自分を癒すリラックスタイムに戻ったのです。
セッションで会うたびに、彼女の表情は明るくなっていきました。
気を遣ってその場を取り繕うための笑いが、気にせず笑い飛ばせる朗らかな笑いに変わっていったのです。
そして卒業の日、彼女はこう言ってくれました。
「100日間で、思考や言動がこんなにも変わるんだ!と驚いています。同時に、変われたことで気持ちが凄く楽になりました。」
今の彼女は、周りを気にして引っ込めていた力を、のびのびと職場で発揮しています。
その仕事っぷりは、聞いていても本当に気持ちがいいものです。
一人反省会は、止めることができます
もし、あなたも一日の終わりに、その日の会話を思い出しているなら。
一人反省会は、今からでも止めることができます。
人目から解放された時の軽やかさを、あなたにも味わってほしいと思います。
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