人生を幸せに書き換えるHSPカウンセラー

初めて記事にします。私、摂食障害でした。治った理由は?

    
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初めて記事にします。私、摂食障害でした。治った理由は?

NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演しました。

9/11 (月)NHK番組【あさイチ】「共感のつらさ 調べてみた」に出演!

あまり大きな声では言っていませんが、五十嵐は摂食障害(過食嘔吐)でした。その間18年。長いですよね!
でも日常生活は普通に送っていたので、周りから病気だと思われることはなかったのです。
こんなに長くおつきあいしていた病気だからこそ、カウンセラーとして摂食障害の方をサポートできればと思うのですが・・・
未だに「治った理由」と言えるような、決定的な方法わからないまま。
そのため、私のカウンセリングメニューに「摂食障害」の文字はありません。
(理由が明確にわからないご相談をお受けするのは、お客様に失礼だと思っています)
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決定的な完治方法は見つけられませんでしたが、ひとつだけお伝えできるとすれば
諦めなかったこと
これが私が抜け出せた理由です。
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摂食障害を治したくて、たくさんの本を読み、心に原因があることまではわかりました。自分と向き合い、自分と他人の違いを観察する日々。
その結果「心理学マニア」と言われるほどの、カウンセリングスキルが身につきました。

過食嘔吐を治したくて、頼った場所

書籍やインターネットでは
  • 〇〇をすれば治る
  • 〇〇に参加すればよくなる
  • 前世やら、エネルギーがなんたらかんたら

いう情報が山ほどあります。実際に治った人もいると思います。

ただ、残念ながら私は結果が出たという1人にはなれませんでした。

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どれだけ調べ、試したことか。
五十嵐
抜け出したくて毎晩のようにネットサーフィンしていましたから。
私が通った場所は、
  • 毎月100人を超えるワークショップで癒しを学ぶスクールで5年。(おかげでプロカウンセラーになれました)
  • 心療内科も数件(メディアで有名なところも行きました)
  • オーラとか、ヒーリングとか、霊能者、ユタ、占い師・・・
  • 摂食障害専門のカウンセリングも数件。
自分が「重症」とは思えなかったので、自助グループだけは行きませんでした。
五十嵐
今思えば18年て、重症と言っていいレベルだと思います。

心療内科には合う、合わないがあるのかも

心療内科にも行きました。何年かおきに5箇所くらい通ったと思います。
でも頭がクラクラするホルモン剤を投与されたり、全然効かない漢方薬を処方されたり。
臨床心理士さんからは「家族との葛藤があるのね。アロマとかおすすめよ」とアドバイスいただいたこともありました。
でも、その時はすでにプロカウンセラーになっていたので、原因も対処法も、心の仕組みも、一通り知っていたのです。
五十嵐
それでも治らないから、病院に行ったのに…
結局、通うのをやめてしまいました。

全部、効果があったのかもしれない

「何のおかげで治ったの?」私がまだ答えが出せない部分です。
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  • あの時、スクールで受けたセッションが数年後に響いてきたのかもしれない。
  • あのヒーリングの効果が10年後になって出たのも。
  • 2年半の宮古島生活が後に自分を変えるきっかけになったのかも。
もしかしたら・・・
全部が必要で、それらがタッグを組んだからこそ、治癒に向かったのかもしれません。
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ただ、どれも「すぐに」結果は出ませんでした。
だから「効果は、どれくらいの時間で出るのか」がわからないのです。
五十嵐
個人的には、ある女性コンサルタントに
「自分がやったこと(食べたこと)に責任(消化)を持てないのは、子供のマインドです」
とピシャリと言われたことが決定打だったような気もするし…
図星だったので、相当ショックでしたけどね。

原因は家庭環境だと言われるけれど

同じ症状を抱えている方はご存知かと思いますが、
摂食障害は、幼少期の家族関係が影響していることが多いと言われています。
親との共依存、いい子でいたい、愛されたい、異常な痩せ願望など。
「助けて」「愛情が欲しい」という言葉が言えないぶん、食べ物に代えて飲み込もうとしているという専門家もいます。
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私も心当たりは山ほどありますが、だからと言って同じ環境の人、全員が発症しているわけではないんですよね。
もし家族関係に原因があったとしても、自分はもう大人です。
変えられない過去や、誰かを恨んだり、誰かのせいにしているかぎり、苦しいのは自分自身なんです。
▼目の前で苦しむお子様をお持ちのお母さまはこちらもお読みください。

「治りたい」という気持ちを、諦めないこと

10年近くブログを書いていて、今回初めて、このことを記事にしようと思った理由は

「治りたい」という気持ちを、諦めないで

 

というエールを送りたかったからなんです。
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  • 「今日で終わりにしよう」と思う毎日。
  • スイッチが入ったら、コントロールできなくなる自分。
  • 食事に誘われても素直に喜べない休日。
  • 友達と仲良くなりたくても、食事が怖くて関係を遠ざけてしまう寂しさ。
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そんな日々を送りながらも、諦めずにもがき続けたから、抜け出せた今があります。
いま、抜け出したい一心で、いろいろなことを試している方がいると思います。
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自分一人で、戦っているかもしれません。
いつか治ると、あまり深刻に考えていない人もいるかもしれません。
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なんだかんだ言っても、治すきっかけは心のどこかに鍵があるような気もします。
できれば、専門家に救いの手を求めてもらいたい。
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もがいて、もがいて、ダメだと思っても諦めなければ、いつか雲が晴れる日が来ます。
ゆっくりと、でもパァッと太陽の光が降り注ぐ時がやってくるはずです。
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だから、どうか諦めないで。
18年続けても、治った人間がここにいます。
その症状は、あなたの心に何かしらのメッセージを送り続けているんです。
五十嵐
「自分を愛すること」言葉で言うのは簡単ですが、実際にできている人は少ないです。
摂食障害の子供を持つお母さんへ。五十嵐のせいいっぱいの思いを込めました。

摂食障害 過食嘔吐の記事まとめ

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